おもしろい話、集めました。(1) (角川つばさ文庫)

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本棚登録 : 79
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046313546

作品紹介・あらすじ

ぼくら、サトミシリーズの、ここでしか読めない書き下ろし短編のほか、今話題の「四年霊組こわいもの係」「いっしょにくらそ」「イケカジなぼくら」も。編集部がオススメする、絶対おもしろい物語のつめあわせ!

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらずつばさ文庫の新しい作家さんを発掘しようとかしております。笑
    ムスメが借りた本でございます。
    このテのオムニバス本は結構難しいと思う。と、いうのも、設定はさらっとしか説明してくれへんのである程度自分で補って読まないと面白さがわからないもんね・・・。

    なので私も、大人向けのオムニバス本は滅多に読まないです。
    読んでもさらっと、わかったようなわからんような、ちゅう具合の手ごたえで十分。
    あ、この作家さん読んでみようかな、などと思えたらそれでいいよね。

    でもまあ、あれだ。小学生向けのオムニバスなら、そこそこわかる。@もうすぐ41歳

    今回もひとつずつ楽しんで読みましたよ。逆に、このくらいのボリュームなら飽きずに読めるっちゅう具合かな。

    ほしたら、なんやろうね、やっぱり「こわいもの係」は、人気なのがわかるなあっちゅう厚みやった。
    これが結構面白い。
    だれか一人だけが特出してるわけでもないし、底意地の悪いキャラも出てこないし、さばさばっとしてていいね。

    (前回、「おもしろい話」を読んだときにも収録されていたため)ドクパンってすごい名前やなあと思ってたけど、なるほどガイコツの標本でパンダ柄やからドクパンか。なるほど・・・。
    (ネーミングセンスがすごいわ)

    ただ、最後まで気づかなかったけど、(作中に出てくるテストの答案用紙に)すごい落書きがしてあった・・・・。(;^ω^)

    いかん。それは、いかんよ。図書館の本に落書きとかね。
    (気づきにくい落書きやったけどさ・・・)

    その他。
    「イケカジなぼくら」は、一度読んでみたいと思ってたタイトル。

    こちらは「こわいもの係」とは逆に、ヒロインちゃんだけが特出してるけれど、わかりやすくヒロインちゃんが好きな幼馴染男子とか、平成でもこういうキャラ設定は流行ってんのかなと思った。

    (昭和では流行ってました)

    家事が万能でイケメンメガネの桜庭くんはおいしいやろう。あ、そういうことか。ここはあれか。幼馴染男子とイケメン家事万能眼鏡で楽しむところか。

    (あかんわ)

    「サトミちゃんちの8男子」は、里見八犬伝を元にした(?)話という筋は知っていたのでちょっと興味があったんやけど、まさかの原案が矢立肇氏。

    矢立肇氏て・・・!
    これまた、サンライズ系の昭和おたくさんなら知ってるやろう。矢立肇氏て。

    それはちょっと系統が違うかもと思って読みはじめたら、・・・うん、全然ついて行けなかった(笑)。
    まあ、8人のイケメン男子が出てこんとあかんしね(笑)。これこそアニメにしたら面白いんちゃうかなあ、このワチャワチャ感が。

    あとはもう、「ぼくら」シリーズの宗田理氏・・・。
    昭和やわ・・・。「ぼくら」シリーズ、もちろん中学生のときに読んでました。今どうなってんねやろ? 主人公は代替わりしたん? それとも、そのまま続いてるん・・・?

    こちらも詳細は覚えてへんので、今回出てきた安永くんも久美子ちゃんも、私が読んでいた当時から登場していたかどうかわからんけど・・・。

    「あれっ、こんな文章やったかな?」

    とは、思った。すんごい児童書になってる(文章が)(わかって)。
    内容は著者らしいスピーディさとシニカルな感じでした。あとは、いろいろな意味で
    「それは、無理やろ(笑)!」
    と、ツッコミをくれたくなる活劇ぶりかな。笑


    ほんで、「いっしょにくらそ。」はねえ・・・。すごいの放り込んできたねこれ。
    画風もちょっと違うし・・・。親の再婚相手が同級生イケメン男子っていう設定は最近もよう見るけど、なんか、すごいな。

    文章は一番好みでした。しかしこれを小学生女子が読むの? とは思う・・・。OLさんか。
    作風もきれいし、読んでみたい気もするけど・・・。まあ、いいのかな・・・。恋愛小説なんだよね・・・。
    X文庫を彷彿とさせたかな。

    以上、今回もなんだかんだで面白かったよ。(*´з`)

    私(とムスメ)が読みたいのは「いみちぇん」と「こちパ」なので、次あたりに収録されてくるのかな。


    ■■■■


    ■グルーミング

    1 髪・ひげ・からだなどを清潔に手入れすること。
    2 同種の個体間で皮膚・毛・羽毛をつくろい清掃してやる行動。ニホンザルでは個体間の社会関係の確認のために重要な役割をもつとされる。ノミとり。毛繕い。羽繕い。


    ■サニーサイドアップ

    片面のみを焼いた目玉焼き


    (2017.03.18)

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著者プロフィール

作家。東京都出身。日本大学藝術学部卒業。出版社に勤務したのち、水産業界の裏側を描いた『未知海域』を発表。同作が1979年に直木賞候補となり、以後、執筆活動に入る。1985年刊行の『ぼくらの七日間戦争』がベストセラーとなり、続刊となる『ぼくらの天使ゲーム』『ぼくらの大冒険』など、「ぼくら」シリーズを中心に人気を博している。その他著書多数。現在、名古屋市在住。

「2021年 『悪ガキ7 いたずらtwinsと謎の転校生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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