新訳 赤毛のアン(上) 完全版 (角川つばさ文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046313737

作品紹介・あらすじ

かわりものの年寄り兄妹マシューとマリラは、働き手として男の子をひきとることに。でも、孤児院からつれられてきたのは、赤毛でそばかすの女の子アンでした!マリラはアンを追い返そうとするけれど…。自然いっぱいの美しい島を舞台に、夢見る少女がおこすおかしな騒動。そそっかしくて失敗ばかりのアンが感動をもたらします。泣いて笑ってキュンとする、世界中の女の子が恋した名作をノーカット完全版で!絵54点。小学中級から。

感想・レビュー・書評

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  • たいへん有名な児童文学を、21になって初めて読む。「なんだこのとめどない妄想癖は……」とドン引きしていたのだけど、次第にその振り幅の大きさに惹きつけられていったり。この物語で一番可愛いのはマリラおばさんだけどな! おばさんの笑顔が少しずつ増えていくのが嬉しくてしょうがない。
    大きくない島の、大きくない村の大きくない学校と家という大きくない世界がこの世のすべてだと思っている、子供の無垢な愚かしさも生き生きと描かれていて、子供或いは子供時代への慈しみを感じる。けれどマリラをはじめとするおばさんたちも魅力的でかわいい。人間愛ってやつなのかな。

  • 今まで何冊もの赤毛のアンを読んできたが、これが一番、読みやすく少女というものを描いている気がする。ちゃんと成長に合わせてイラストや口調が変化されているし、何よりもイラストがキレイで読みやすい。全シリーズ集めたい。

  • 小6の娘が、家に全巻揃っている村岡花子訳に興味を持ったのですが、読み辛いと断念してしまいました。

    読書は大好きな娘ですが、古い外国の児童書はあまり馴染みがありません。
    せっかく興味を持ったので、この新訳を図書館で借りてみたら一気に読み終えてしまいました。
    「わかりやすい!おもしろかった!次も読みたい!」
    だそうです。

    今のところ「アンの青春」までしかないようですが、シリーズ全巻出版して欲しいです。
    そうすれば親子3代でシリーズ制覇も夢ではないかも。

    村岡花子訳では省略された話もあるようなので、私自身も興味を持ちました。
    ただ、表紙の絵がかわいすぎて…。
    「こんな血色優良児はアンじゃない!」と思えてしまってなかなか手が出ません^^;

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