ふるい怪談 (角川つばさ文庫)

  • KADOKAWA (2013年12月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784046313744

作品紹介・あらすじ

猫が言葉を話したら、あなたはどうする? トイレの中に20年間も入っていた人がいる? 江戸時代に聞き集めたふしぎな体験談を、今風にアレンジ! ちょっと怖くてかなり面白い、新しく書かれた、ふるい怪談!

みんなの感想まとめ

不思議で少し怖い江戸時代の体験談が、今風にアレンジされて新たに蘇ります。猫が話す話や、長年トイレに閉じ込められた人のエピソードなど、ユニークで印象的な怪談が多数収められています。京極夏彦氏の手によるリ...

感想・レビュー・書評

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  • 京極夏彦さんが、つばさ文庫!しかも『旧怪談』?!と二度見した。

    猫のお話は、奇妙さと怖さが頭一つ抜いている。

    大人は一般書を読むほうがオススメかも。
    子ども向け挿絵とオールふりがなが、少し淡々とした怖さを減じてるように思う。
    小中学生向けレーベルなので、そらそうやろうてなもんですが。

  • 京極さんの『旧怪談』のつばさ文庫ver!元の方を持ってたけどまだ読めてなかったので同じだと気づかなかった!
    舞台は昔だけど、文章はすごくわかりやすくて読みやすかった!馴染みのある地名が出てきたり、昔の話だけど話の展開は王道パターンで、いまと変わらなかった!怖い話とか民話、昔話はだからこそ長く語り継がれるしいつ読んでも楽しいんだなーっと思います。

  • 祠の中にいた真っ黒いモノ、15日間毎日化け物がやってきた屋敷、家族の悩みを狐に相談する幽霊、確かに死んだはずで死体もあるのに、何故か生きている人、まるきり猫になってしまった人、引き揚げられた河童らしきモノ、夜に頭を叩きにくる大きな亀……不思議でちょっと怖い話を聞き集めした江戸時代の書物『耳嚢』を、京極夏彦氏がちょっと今風にアレンジ! その話、まことか?

    積読してたつばさ文庫を崩していこうフェア。思えば京極夏彦を読むのも随分久しぶりでした。一応つばさ文庫なので子供向けに平易な文章で書かれているのですがところどころ京極氏らしい書き口で、それがなんかすごく懐かしくてあ~自分の文章の基本ここにあるなーとかちょっと思ってしまったw
    『耳嚢』は書名だけは知ってるけどどういう話が入っているかは知らなかったのでまったくの初心者、ほんとに江戸のホラーを今風にしたものを読むぞーという気持ちで読みました。昔あった「学校の怪談」シリーズみたいにNさんとかSさんとかアルファベットで匿名にしてある辺りとかすごく“らしい”って思いましたね~ それだからかすごく身近に感じました。それでどれもホントに初めての話だったのでこんなに面白かったんだ!って何度も思ったり。これ原文で読んでたらちょっとわかんなかったかもだけど、京極氏がリライトしてくれたおかげで本当にぞ~っとするところとかもあったので、読めて良かったと思います。
    落語の原話になったようなものもあるなあ、なんても思ってた。へっついから手がのぞくやつとか、死体があるのに生きてる人とか。私は「真っ黒」と「どすん」と「見てました」「可愛がるから」が怖かったなあ。このタイトルの付け方も現代の怪談ぽいですよね。

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著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく・なつひこ):一九六三年北海道生まれ。九四年『姑獲鳥の夏』でデビュー。同作を含む〈百鬼夜行〉シリーズで人気を博す。九六年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。その後も泉鏡花文学賞、山本周五郎賞、直木三十五賞、柴田錬三郎賞、吉川英治文学賞を受賞。〈巷説百物語〉シリーズ、〈豆腐小僧〉シリーズなど著書多数。

「2025年 『東海道綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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