あばれはっちゃく ‐ワンぱく編‐ (角川つばさ文庫)

著者 :
制作 : うみこ 
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 12
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046314109

作品紹介・あらすじ

小五の桜間長太郎には「あばれはっちゃく」(意味=手のつけられないあばれもの)っていうトンデモないあだ名がついている。一体どんなヤツかって?それはもう天才的ないたずら少年で、ケンカの強さとヒラメキと行動力は誰にもまけない。それでいて結構いいヤツなんだけど…悪い大人は、コテンパンにされる危険があるからご注意を!ホラ…、また誰かの悲鳴が聞こえたぞ!?全世代が夢中になった、超やんちゃ系名作!小学中級から。

感想・レビュー・書評

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  • 今読んでもまるで古びていない。長男に読ませたら絶対気に入るはずだけど、せっかくだから、まずもう少し年少者向けのものから薦めてみることにした。それにしても、山中恒を読んでいて一番強く感じるのは、でてくる大人が子どもとちゃんと戦っていること。子どもの気持ちを包容力をもって受け止めるとかいうのではなく、迷惑だと思いつつも、無視するのでもなく、おなじ土俵で戦っている。ラストのひとみちゃんのセリフ、「いじわるなおとなになりたい」っていうのは、そういう大人と子どもの葛藤をライフテーマで描いてきた山中恒、一流のメッセージなんだなあとあらためて感じた。

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著者プロフィール

1931年北海道小樽市生まれ。児童読み物・ノンフィクション作家。戦時下を描いたノンフィクションに『ボクラ少国民』シリーズ(辺境社)、『少国民の名のもとに』(小学館)、『アジア・太平洋戦争史』(岩波書店)、『戦争ができなかった日本~総力戦体制の内側』(角川書店)、『少国民戦争文化史』(辺境社)、『戦時児童文学論』『靖国の子』(大月書店)などがある。

「2017年 『戦時下の絵本と教育勅語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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