こちらパーティー編集部っ!(3) 合宿はキケンがいっぱい!! (角川つばさ文庫)

著者 :
制作 : 榎木 りか 
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
4.71
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本棚登録 : 20
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046314949

作品紹介・あらすじ

雑誌コンクール出場にむけて、パーティー編集部のみんなと合宿にいくことに! ゆのは王子と急接近!? そしてなぜか元気がない、しおりちゃん。「わたしをクビにしてください」って、いったいどうしたの?

感想・レビュー・書評

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  • そーーーゥだよねェ、毎回毎回プレッシャーに追われながら雑誌を編集するなんて小説、JSは望んでないよねェ・・・。

    フォーティーズはそういうのんこそ、読みたいけどな・・・(笑)。

    今回は合宿まででかけてるのに、前回、前々回ほどには編集ネタは薄かった。
    コンクールに出す雑誌の方向性だけは決めてたし、最終的にゆのちゃんが作った台割は相変わらず面白そうやったけど(とくに「おうちでできる、かんたん除霊」)(こんな除湿みたいなノリで書かれても・・・!)、中身に関してはあんまり触れてないかな・・・?

    ここは次作でこってりやってくれるのかと思ったら、そうでもないんかな?
    ゆのちゃんがさらっと説明してくれたアレで、終わりなんかな・・・?

    じゃあ1冊通して何をやってたかって、

    ゆのちゃんのハーレム状態を鑑賞・・・。

    イヤイヤイヤイヤ、ゆのちゃんは確かに可愛いけどさ、この小説、そういうノリやったっけ!? ・・・と、思ったら、あとがきで著者が
    「リクエストにお答えしてキュンキュン成分多め」
    と、書いてはったので、ああそうか、読者のJSがキュンキュン成分を求めていたのか・・・、と、ちょっと納得した。笑


    だってもう、お姫様抱っことか、やけどの指ペロとか、おでこコツンとか、キュン成分に関しては枚挙にいとまがない。

    バリバリの王子様キャラの王子、ヤンデレ系の会長、ヤンチャ系のエンマ、ナルシスト系のトウマ先輩などなど、よりどりみどりですしね・・・(笑)。

    でも、ゆのちゃんの性格がいいからか(ちゅうか愛すべき鈍)、ハーレム状態が鼻につかないんだよね。

    ひなこちゃんも、しおりちゃんも、カレンさんも、みんな可愛いしね~。

    ちなみに私のタイプは、灰塚先輩で御座います。(エッ)


    それにしても・・・。
    今回チョイチョイ匂わせてきた

    「どうやら会長とゆのちゃんは過去に因縁があるらしい」

    ちゅう設定は、どうなんやろうね~。

    もしかして、冒頭に出てきたゆのちゃんの幼なじみって、王子じゃないってこと?

    しかも、王子の父親が宝井編集長ってこと??
    そもそも、王子と会長の関係ってどうよこれ~。あの土下座も「演技」って、オイオイ、めっちゃ面白そうやんか~!!


    ちゅうても、JS向けの小説なんやし、そこまでひどいオチはつかんとは思うけど、いっそ王子の裏切りがどれほどのものかが気になる。
    (そういうネタは好きじゃないのに!!)

    ますます続きが気になります。

    (あと、トウマ先輩のまんがも・・・)


    今回はしおりちゃんのオカルトパワー(違)がなくなってしまう!? ちゅう展開が一番のキモのはずやのに、案外さらっと流されてたよね・・・。
    そもそもしおりちゃんのせいでゆのちゃんが呪われたっていうのもよくわからんかってんけど(大丈夫か読解力)、ようは、しおりちゃんがゆのちゃんに対して何らかのまじないをかけようとしたのが失敗して、呪いになったってことでいいのよね・・・?


    著者が絶賛しただけあって、王子のキュンキュン成分はあっぱれやったよ!
    フォーティーズもそれなりにキュンキュン成分を頂いて、ニヤニヤしました。笑
    だってこの子、カッコイイんだもんよ・・・。
    報われてないところがなおいい。

    本気か嘘か知らんけど、プロポーズまでしたのに、ゆのちゃんには
    「王子に悪霊が憑りついてる!」
    と、まで言われて悪霊退散とばかりに叩きまくられるんやから、エンマじゃなくても近辺をウロウロしてアレコレとネタを拾いたくなるわ。

    でも今回は、まんがについてまじめに語るトウマ先輩がよかったかも。
    「一生懸命やっても一番がとれなかったらどうする」
    の、くだり。

    トウマ先輩の言わんとしてることはわかる。
    ゆのちゃんの正論もわかる。なかなか人はそこまでプライドを捨てきれないから、トウマ先輩みたく言い訳という鎧を着こむわけやけど・・・。

    それでも、
    「一番になるのではなくて、気づいたら一番になっているもの」
    と、いうのは、わかりやすくていいかもしれない。

    目標地点をびみょうにずらせるのね。それって、いいなあと思った。

    漠然とした目標やとなかなか前に進まないかもしれへんけど、失敗しても
    「まだまだ、次」
    と、思えるようなことを目標にするって、いいかもしれないな。

    (失敗が前提なのは悲しい話やけど。笑)

    寄りかかるのではなくて、自分の足で立っていながら、隣に立っている人と手を繋いでいられるような、そういう関係って、いいね。
    隣に立っている人と手を繋いで、その先にあるものが目標だったら楽しいだろうなあと思う。


    あと、三国志のあの有名人を「諸葛亮孔明」と、書くと、田中芳樹氏に怒られそうな気がするんやけど・・・(笑)。

    (2016.11.12)

  • 西園寺さん、こ、怖い。私も、パーティー読みたい‼️

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著者プロフィール

第2回角川つばさ文庫小説賞大賞受賞。受賞作の本シリーズでデビュー。

「2018年 『スイッチ!(2) デビュー直前! 好きにならないでください!!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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