新訳 名犬ラッシー (角川つばさ文庫)

エリック・ナイト 中村凪子 馬場彰子 裕龍ながれ

• KADOKAWA (2015年5月15日発売)

作品紹介・あらすじ

少年ジョーの宝物は、美しくて賢いと評判の、コリー犬・ラッシー！　だけど、そのうわさを聞きつけた公爵が、ラッシーを買いとってしまって…。大好きなジョーの元へ帰るため、ラッシーのはるかな旅がはじまる！

感想・レビュー・書評

[あ．お．さんの感想 · 2018年9月13日]

今まで、コリー犬とくれば、もちろんラッシーを思い浮かべてはいたものの、ラッシーの物語をちゃんと読んだことがありませんでした。

舞台はイギリス。
言わずと知れた少年と犬の友情物語です。

こちらは新訳とありますが、児童向けの新訳にありがちな簡易すぎる平易すぎる訳とは異なる印象を受けました。
ヨークシャーなまりなども訳でもていねいに表現されていて、大人も充分に楽しめます。

著者プロフィール

1897年、イギリスに生まれる。「きみの角笛の歌」など、故郷ヨークシャーを背景にしたイギリス色豊かな作品を発表。1943年、飛行機事故により45歳で亡くなる。『名犬ラッシー』は唯一の児童向け作品。

「2017年 『新訳　名犬ラッシー』 で使われていた紹介文から引用しています。」