ビブリア古書堂の事件手帖 〜栞子さんと奇妙な客人たち〜 (角川つばさ文庫)

著者 :
制作 : 越島 はぐ 
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 61
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046316363

作品紹介・あらすじ

本を読めない「体質」の五浦大輔は、古本を売りに鎌倉の古本屋「ビブリア古書堂」を訪れる。店主は人見知りだがきれいな女の人で、持ち込まれた古書の謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。
    「晩年」感想
    どんな手を使ってでも、自分の手元に本を残そうとするはずだ。
    度を超した執着は人を不幸にする。
    どんなに大切なものでも、自らを危険にさらしてまで守ろうとするのは、やはり正気の沙汰ではない。
    犯罪だとわかっていても・・・というより栞子を突き落とした時点で犯罪なのだが・・・「晩年」を手に入れようとした犯人も、五浦を騙してまで「晩年」を守ろうとした栞子も普通ではない。
    彼らの気持ちは理解できないけれど、本自身がしゃべれたならどう言っただろうと思う。
    多くの人に読まれてこその本ではないのか?
    大切にしまい込まれてしまっては、本来の役割とは違ったところでの価値だけが一人歩きしているようにしか感じられない。
    五浦がビブリア古書堂から離れようとした気持ち、少しだけわかる気がした。

    読みたいのだけれど本が読めない五浦。
    本を愛し、本の知識も豊富だけれど、人との付き合いが苦手な栞子。
    二人がいろいろな事件に遭遇するたびに、徐々に距離が縮まっていく感じが好きだった。
    いろいろな作品が登場するのもいい。
    中には読んでみたいと思った作品もあったし、何よりも軽いタッチで読みやすかった。

  • 好き

  • 発売前からコメントしていた角川つばさ文庫版「ビブリア古書堂の事件手帖①」を購入して再読。今回のつばさ文庫版は越島はぐさんのラフイラストで登場人物が描かれているため新鮮だった。そして栞子さんは極力お澄まし顔だったのでニヤニヤして読んだ。

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著者プロフィール

1971年、神奈川県横浜市生まれ。 武蔵大学人文学部社会学科卒業。中古レコード店、古書店勤務を経て、『ダーク・バイオレッツ』で2002年デビュー。2011年に発表した古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』が人気作になる。同作は2012年に本屋大賞にノミネート。2012年、「足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)」(『ビブリア古書堂の事件手帖2』に収録)で第65回(平成24年度)日本推理作家協会賞短編部門にノミネート。2014年3月14日、『ビブリア古書堂の事件手帖4』(メディアワークス文庫)で第67回(平成26年度)日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にノミネート。

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