ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (角川つばさ文庫)

  • KADOKAWA (2016年8月15日発売)
3.68
  • (15)
  • (19)
  • (24)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 432
感想 : 22
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784046316363

作品紹介・あらすじ

本を読めない「体質」の五浦大輔は、古本を売りに鎌倉の古本屋「ビブリア古書堂」を訪れる。店主は人見知りだがきれいな女の人で、持ち込まれた古書の謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。

みんなの感想まとめ

本を愛する女主人が、古書を通じて様々な謎を解き明かす物語は、読み手に新たな発見と感動を与えます。主人公の五浦大輔は、本を読むことができない体質を持ちながら、古本屋「ビブリア古書堂」での経験を通じて、栞...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読んだことがあると勝手に思っていたが、いざ読んでみると初めて読んだ本だった。
    古本屋の女主人が、現場にも行かずに色んな謎を解決していく話。

    栞子さんのように、好きなことに対しては饒舌というキャラクターは普段なら好きじゃないのだが、読み進めていくうちに愛着というか、本当に本が好きというのが伝わるので、むしろ好感を持った。

    夏目漱石「それから」の話が好みだった。
    今更問い詰めることも出来ないが、亡くなったあとに分かってしまう真実というのはとても重いなと思う。
    私も自分の本を勝手に読まれたりするのが嫌でよく弟とケンカしたりもしたが、売り物だとしたらなおさらだとは思う。

    シリーズとの事なので、いくつか読んでみたい。
    栞子さんのケガのことも気になる。

  • 個人的には、スピンオフの2冊の方が好きだったなー。もう少し古書の歴史や感想が入っていて欲しかった!でもまだシリーズ1作目の読了。栞子さんの謎解きがメインだが、主人公の五浦大輔との関係がどう変化して行くのか…。続編も期待!

  • ビブリア古書堂を営む篠川栞子が本と共に持ち込まれた謎を解く安楽椅子探偵もの。
    主人公の本好きだけど本が読めない体質の五浦大介との関係性にむずむすした。

  • 古書店の主が店員からの情報を元に様々の謎を解いていく、安楽椅子探偵モノのミステリー。短編連作の形式で、各話とも何らかの本にまつわる話になっています。「漱石全集」「落穂拾ひ」「論理学入門」「晩年」の四話を収録。

    店主と店員を中心としたドラマ要素だけでもしっかり物語していて、ミステリー色が強くないので構えずに読めます。ちょいちょい出てくる本に関する蘊蓄も面白いです。
    個人的には、夫婦の秘密と絆を描いた「論理学入門」がほんわかしていて好みでした。

  • 静かな語り口で没入して読めた。こういう雰囲気も好きな小説のひとつ。

    主人公は五浦大輔という青年で、ある日亡くなった祖母の遺品である「夏目漱石全集」を査定してもらうため、ビブリア古書堂を訪れる。店主の篠川栞子はケガで入院中だったが、妹の計らいで病院まで行けば査定してくれるという。大輔は病院へ本を持参するが、そこで彼女は本に隠された祖母の秘密を読み取ってしまう。その後、大輔はビブリア古書堂にアルバイトとして勤務しながら、古書に関するさまざまなトラブルを栞子とともに解決していく。

    短編集の形式をとっていて、全部で四つの作品が収められている。
    どの話も好きなんだけど、それはその話に登場する人々が好きだからかもしれない。本を愛する人々と、本を通じて交流し合う人々。
    最終話の太宰治『晩年』では、本好きが一度は感じたことがある感情も描かれていて、栞子さんを責められなかった。でも、それでも彼女は本を愛し続けるし、そこから踏み出す一歩が無いわけではないのた。

    続編も読みたいと思う。

  • 1巻しか読んでおりませんが、人が死んだりしなくてもこんなにおもしろいミステリーが書けるのだなあと思った記憶があります。
    読んだのはおそらく高校生くらいの頃?

  • 名前だけは聞いたことがあったので興味本位で読んでみたら面白かったです。
    このシリーズを読み進めながら読みたい本を見つけたい。

    北鎌倉は実家に近いため親近感。

  • 読みやすく、ストーリーも良い。それに加えて他の本やそれに関係する知識を知れる機会になる。この本を読むと次読む本が決まって良い。しかし、推理小説としては物足りないと感じる人もいると思う。

  •  読みやすい。キャラが魅力的で素敵でした。推理小説としては、本格派を期待してはいけない。
     雰囲気で楽しめる。

  • 皆さんご存じのベストセラーの第一巻が、角川つばさ文庫でも出版されました。漢数字以外のすべての漢字にふりがながふられているので、小学生でも読めるようになりました。
    https://www.honzuki.jp/book/312443/review/283599/

  • 犯人を突き止めるシーンは鳥肌がたった。舞台が湘南地域であるのも親近感があって面白い。

  • なかなか面白かった。

  • 落穂拾い、読んでみたくなりました。
    このシリーズは読んでみたくなる本が出てきますが、栞子さんから聞いてもみたいですね。
    大輔君が羨ましいです。

  • 登場する本を知ってたらもっと楽しめるんだろうなぁ、と。

  • 読んでいる本と完全一致するレビュー欄がなかったので同系列本レビュー欄のここに書き込ませて頂きます。
    タイトル「ビブリア古書堂の事件帖~扉子の不思議な客人たち~」
    本題には要りますが悪くはありませんですが内容がマニアックで外れのない無難な本を探していた私には途中ながら不向きなような気がして第二段を購入してまで読むかは微妙なところです。

  • 短編集。
    「晩年」感想
    どんな手を使ってでも、自分の手元に本を残そうとするはずだ。
    度を超した執着は人を不幸にする。
    どんなに大切なものでも、自らを危険にさらしてまで守ろうとするのは、やはり正気の沙汰ではない。
    犯罪だとわかっていても・・・というより栞子を突き落とした時点で犯罪なのだが・・・「晩年」を手に入れようとした犯人も、五浦を騙してまで「晩年」を守ろうとした栞子も普通ではない。
    彼らの気持ちは理解できないけれど、本自身がしゃべれたならどう言っただろうと思う。
    多くの人に読まれてこその本ではないのか?
    大切にしまい込まれてしまっては、本来の役割とは違ったところでの価値だけが一人歩きしているようにしか感じられない。
    五浦がビブリア古書堂から離れようとした気持ち、少しだけわかる気がした。

    読みたいのだけれど本が読めない五浦。
    本を愛し、本の知識も豊富だけれど、人との付き合いが苦手な栞子。
    二人がいろいろな事件に遭遇するたびに、徐々に距離が縮まっていく感じが好きだった。
    いろいろな作品が登場するのもいい。
    中には読んでみたいと思った作品もあったし、何よりも軽いタッチで読みやすかった。

  • 好き

  • 発売前からコメントしていた角川つばさ文庫版「ビブリア古書堂の事件手帖①」を購入して再読。今回のつばさ文庫版は越島はぐさんのラフイラストで登場人物が描かれているため新鮮だった。そして栞子さんは極力お澄まし顔だったのでニヤニヤして読んだ。

全18件中 1 - 18件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズが累計700万部を超えるベストセラーとなる。同シリーズで、文庫作品初の『本屋大賞』候補、『本の雑誌』が選ぶ「この40年の書籍 第1位」に選ばれるなど、幅広い層からの支持を集める。

「2022年 『ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三上延の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×