君の名は。 (角川つばさ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 681
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046316417

作品紹介・あらすじ

私は三葉。山にかこまれた小さな町で、おばあちゃんと妹の四葉と暮らす、ごく普通の高校生、のはずだった。そんな自分の人生がイヤになったある日のこと。「東京のイケメン男子にしてくださーい!」って神さまにお願いしたら、なんと、夢のなかで男の子になっていた! ――だけどこの夢、リアルすぎるんですけど! もしかして私、本当に男の子と入れかわってる!? ふりがなつきだから小学校高学年から楽しく読める! 出会うはずのないふたりの奇跡の物語。

感想・レビュー・書評

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  • ブックサンタ2023寄付本

  • ミツハちゃんの勇気が素晴らしいと思った。
    最後の場面、好きです。

  • 昨日映画やってましたね
    このアニメ飛行機の中で2回見て完全にハマったんですよね。
    内容的にはめっちゃようわかります。
    僕も絶対嫁さんに会いに行きますから。
    何回でも読める小説です。

  • 映画を観た直後、娘が買っていたので、最後のシーンを中心に読みました。

    まったく映画と同じなんだ。そりゃそうか。

  • 映画よりも描写がわかりやすかった。よかった。

  • 最後の「君の名前は」が、大好きです。
    私も、誰かと入れ替わってみたーい!

  • 小説とはいえ。
    直感に従って一歩踏み出す勇気が、新たな世界を切り開いていくんだなぁと。
    それが正解かどうかなんて、どうでもよいことで。

  • 二人が入れ替わる瞬間が、一目でわかります。
    映画と少し違う本の面白さが伝わると思います。

  • 映画で評判になった本です。時間ずれ、三葉とつかさのからだがいれかわります。よくみれば、いいことがあるかもしれません。

  • 図書館で借りた本。
    町民1500人という、小さな田舎町の神社の家計に生まれたみつはは、ある日東京に住む男子高校生、瀧と中身が入違ってしまう。瀧との入れ替わりを楽しむようになっていたある日、突然入れ替わらなくなってしまい、瀧は不思議に思っていたが、実はそれには大きな秘密があった。有名な入れ替わりの場面は半分ぐらいで終わってしまったので、このあとどうなるんだと思ったけど、そういうわけだったのか。

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  • ・げんじつではありえないけど、かんどうするシーンや、おもしろいシーンがたくさんあっておすすめです。字も大きいし、絵もあるので、本をよむのが苦手という人でもだいじょうぶです。
    ・女の子と男の子が入れ変わって、自分の住んでいる所やいろんなことが変わっていくので、ぜひ読んでみてください。
    ・映画で評判になった本です。時間ずれ、三葉とつかさのからだがいれかわります。よくみれば、いいことがあるかもしれません。

    ・この本でさつえいされている東京のふうけいがいいと思うし、タワーとかビルがリアルにさいげんされているから、いいと思いました。ぼくは、「君の名は」の本がだいすきです。
    ・二人の主人公の体が入れ替わるお話です。ある日、主人公の女の子が「東京のイケメン男子にしてほしい」と神様にたのんだら、本当に男の子と入れ替わってしまいました。出会うはずのない二人のきせきの物語なので、読んでみたくなりました。
    ・この本には、たくさん絵がかいてあるし、読んだらわたしはまた読みたいなあと思います。絵を思い出します。
    ・高校二年生の女の子と男の子が、きゅうにいれかわってしまうものがたりです。せいべつがちがうのに、これからどうしていけばいいのか、どきどきするおはなしです。

  • 期待したのもあってか、私にはこの本からはあまり伝わるものがありませんでした(^_^;)

    映画の方がもっと理解しやすいのかな?

  • 息子が映画にはまり、勧められて読んでみた。高校生の男女の入れ替わりのラブストーリー、中年の私には縁がないと思っていたけど、入れ替わりは起承転結の承まで。転で想像もしなかった展開になり、涙、涙の展開。あとがきの、生きながらも忘れることの辛さという言葉が胸に残った

  • 話は難しかったけど、最後の二人を見てとても
    感動しました。

  • 図書館にて。
    映画の評判は聞いていて、録画もしたりしたけれど見る時間がとれず、内容を深く知らないまま読んだ。
    こういう話だったのね。
    ありがちともいえるかもだけど、王道。
    逆境に歯向かって努力して人のために尽くそうとする物語は人の心を動かすよね。
    嫌いではないはずなのだけれど、あざとさもそれほど感じないのだけれど、でも多分、映画は見ないと思う。

  • 映画を見ていたのである程度のストーリーの流れは分かっていたが、とても読みやすい文章で読みながら情景が目に浮かぶのが楽しかった。

  • 長編アニメーション映画で話題になった物語。

    東京に暮らす男の子・瀧と山奥に暮らす女の子・三葉の入れ替わりをきっかけに物語が展開していく。

    入れ替わりは、それぞれが眠ることで生じ、本人が自分の肉体で目が覚めると、入れ替わっていた時の記憶は夢のように儚く消えてしまい、ほとんど覚えていない。

    「入れ替わり」というと、瀧が三葉である時は、同時に三葉が瀧である、と思いがちなところが、物語を面白くしているポイントだと思う。作中、実際に瀧と三葉も入れ替わりは同時に生じているものと思い、互いの携帯電話に電話をかけてみたりしている。

    実際は3年の月日を隔て、二人は入れ替わっている。
    この時の流れのズレ、絡まりは、三葉や糸守町の住民をティアマト彗星の地球衝突という危機から救うための鍵となる。
    「糸守町」という町の名前、巫女として結わえる「組紐」、自らの一部を捧げる意味を持つ「口噛み酒」、土地の氏神の呼び名「産霊(むすび)」。三葉(瀧が入れ替わった三葉も含む)のあらゆる場面に、物語の鍵が散りばめられていて、それが最後、パズルのように解けていくのが快感でこのお話の面白さだと思う。

    瀧と三葉のやり取りもとてもコミカルで、読み手を引き込む。映画も見てみたいな、と思える一冊です。

  • 大ヒット映画の文庫版。買うつもりはなかったが、いつの間にかカートに。しかも児童向けバージョン。全ての漢字にルビあり。挿絵あり。。。
    面白かったです。
    新海誠氏は、過行く時間をセンチメンタルに描く。
    それに共感できるかどうかは
    読者のロマンチストレベルによる。
    そのロマンチストレベルは何によって形成されるのか。
    きっとドラえもんを読んで育ったかどうか
    によると推測。
    ※2017年5月現在/自信なし

  • 映画をまだ見てないけど本はそんなに…?だったなぁ。

  • 本で読むモンじゃなかった、音楽と声優の賜物か

  • 出会うはずのないふたりの物語。

    昔、こんな設定の話があったなぁと思いながら読み進める。

    同じ高校生でも都会と田舎の違いを感じることができる表現が面白い。

    アニメの監督が書いた本らしく、映画ではもっとわかりやすい描写なんだろうと思いながら読み終わった。

  • 映画見たくなった。

  • ■学び
    ・出会いの尊さ、いま自分たちの周りの人間関係が決して当たり前ではないこと。

    ・困難に立ちむかい続け、情熱を絶やさずに生きること!

    ・絆、縁、人として大切なものを再確認。

    ・距離だろうと、時間だろうと、強い強い意志の元では関係ない!
    絶対にこうする!と決めた人が一番強い!


    ■感想
    時間や距離を超えてでも、お互いを大切に思える絆
    想いだけでは・・・なんて、とんでもない
    一番大切な原動力は『想いの強さ』だと気づかされました♪

    作中で登場する・・・

    糸は”結ぶ”
    時も”結ぶ”
    人も”結ぶ”

    重なって、ねじれて、よじれて、時には戻って
    絡まって、ひとつの束になっていく

    という一節からは人間も糸と同じと感じずにはいられません。
    うまく重なったかと思うとねじれてみたり、
    よじれてみたり、一度戻ってみたり
    もがきながらも前に進んでいこうとする。
    困難は当たり前だと認識し、乗り越えていくもの。
    どうにかしようとするものだと感じました(≧▽≦)

    ■備考
    非常に美しい描写、映像美によって東京の美しさを再確認できた作品♪
    2020年東京オリンピック開催に向け、建築業界の人材不足が問題となっている現代を意識させられました~

    新海監督だけでなく、日本のアニメ映画作品には
    今の時代時代に合わせた
    「メッセージ」
    が強く込められていて、それに触れさせて頂くことで
    とても嬉しくなります(*´▽`*)

  • 真知子と春樹のすれ違い物語(菊田一夫『君の名は』)
    かと思えばさにあらず

    一夫と一美の入れ替わり譚(山中恒『おれがあいつであいつがおれで』)
    とも趣を異にする

    山深い田舎町の宮水三葉と東京に住む立花瀧
    出会うはずのない二人の高校生がムスビつく

    つばさ文庫版は角川文庫版『小説 君の名は。』にルビをふり
    読みやすくしたもの

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著者プロフィール

1973年生まれ、長野県出身。
2002年、ほとんど個人で制作した短編作品『ほしのこえ』でデビュー。
2016年『君の名は。』、2019年『天気の子』、2022年『すずめの戸締まり』公開、監督として国内外で高い評価と支持を受けている。

「2023年 『すずめの戸締まり(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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