- Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046526113
作品紹介・あらすじ
先生、わたしにも作れますか?今まで聞けなかった素朴なギモンに岡井先生が親身になって答える。実作の基本から作歌の奥義までこれ一冊で短歌のすべてがわかる。
感想・レビュー・書評
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初心者の疑問に答えていったり、初心者の作品を手直しながら、短歌の基本的な知識、手法や表現の特徴を教えてくれる本。
相手に想像させる
新たな切り口を見せる
自分を肯定しすぎない、孫や子供自慢は読者がひく
これ、日本人の文芸の局地だなと思った次第。
好きな歌
をさなごの泣くさまみれば幼きより悲しみはあり来る日くる日に 芝生田 稔詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原本は1984年に出ていて、その後1988年に発刊された『今はじめる人のための短歌入門』がこの本の続編にあたるとのことです。私の場合、『今はじめる人のための短歌入門』を読んでからこの本を読んだので、書かれている内容のわりに定価が高く感じられました。角川学芸出版には、商業主義的になりすぎないで頂きたいと思います。
入門編というタイトルにふさわしくQ&A形式で書かれています。改めて気付かされた点などをメモしておきます。
5. 五七五までが上の句、七七が下の句。
7. 平凡ではないからこそ、短歌を作っている。
27. 最後にくる七音は一首にとって大きな意味をもつ。
29. 文芸の一種である歌は、政治的なスローガン、生な形の人生観、人情とはどこか切れたところがなければならない。それらは現実生活の中で処理すべき。
42.44. 現代短歌の本
『現代の短歌』(講談社学術文庫)
『現代短歌の鑑賞一0一』(新書館)
『現代の短歌 篠弘の選ぶ一00人三八四0首』(東京堂出版)
『静かな生活―短歌日記二0一0』(ふらんす堂)
いずれ、NHK学園の通信講座を始めてみようと思います。