日本の恋の歌 貴公子たちの恋

著者 :
  • 角川学芸出版
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本棚登録 : 57
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046526823

作品紹介・あらすじ

元良親王、平中、在原業平…。能弁に、ときに不器用に、詠い上げる恋歌の数々。

感想・レビュー・書評

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  • 歌人の馬場あき子さんが月刊「短歌」に長く連載されていたもので、本巻と恋する黒髪、二分冊で刊行されました♪
    古典ですがまったく堅くないし、歌人伝としても読めるしでとても嬉しい本でした。
    王朝から中世まで、歌人ならではの視点でさまざまな歌人たちの恋歌を鑑賞します。
    人物関係の難しいところは人気のうた恋シリーズのキャラクターで補完しながら読む…のは邪道かもしれませんが気になる歌人の物語にぐっと入り込めてそれもいいかもしれません。

    馬場さんのあとがきより―
    「どんな時代でも、どんな立場でどんなところに生きていようとも、
    恋は滅びずに熱い。それは、生きる原点の一つとして、折ふしに心をあたため、精神を励ましてくれる力だと思う」

  • 詩歌

  • 『古典不要論への反撃!?書評劇場』から。

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著者プロフィール

歌人。日本芸術院会員。昭和女子大学日本文学科卒業。在学中より歌誌『まひる野』に拠り作歌。現在、歌誌『かりん』主宰。朝日歌壇選者。読売文学賞ほか、毎日芸術賞、朝日賞、紫綬褒章、日本芸術院賞など受賞多数。歌集の他に歌論・研究書など多数。

「2016年 『世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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