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- 本 ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046529329
作品紹介・あらすじ
円熟期を迎えた「ニューウェーブ」の旗手の第9歌集。モダン都市の噴水塔が現代短歌を未来へ誘う。〈しんそこほしいさみしいすみか霜月の女生徒の弾くパイプオルガン〉
感想・レビュー・書評
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「コンビニのおでんの匂いにむせる夜 生き急ぐこと死に急ぐこと」
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「車庫に入ると言われて気づく見渡せば死者がひとりもいない終バス」
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「桜田に郵便配るバイクゆく鞄にたぶん恋文のある」
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「タイマーを六時間後にセットするそのころたぶん生きているから」
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「金平糖いろとりどりの思いあり冬の真夜中ひっそり話す」
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「日々はただ帰宅することひとところ澄んだ林檎の香り漂う」詳細をみるコメント0件をすべて表示
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著者プロフィール
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