お江 戦国の姫から徳川の妻へ

  • 角川学芸出版 (2010年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784046532152

作品紹介・あらすじ

戦国乱世に生まれ、徳川に生涯を捧げた姫・お江。三度の政略結婚、実姉との対立、世継ぎ争い――。その波乱に満ちた生涯とは? 大河ドラマ時代考証の著者が、史実からお江の素顔に迫る! 家康の子育て指南も付載。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルがお江なので,もう少し彼女の人生や性格などに寄り添った物だと期待したが,なんのことはない男側から見たとおり一般の,つまり秀吉,家康,秀忠,家光の権力交代のあらすじのようなもので,ざっと歴史を見るにはいいのかもしれないが,期待外れなものだった.

  • お江の伝記というよりも、彼女にまつわる歴史の動きを紹介した本なので、彼女について詳しく知りたい、という気持ちで読むと少し物足りないかもですが、解説書としてはわかりやすく、様々な視点から歴史の流れをとらえて書かれているのでいいと思います。逆に言えばそれだけこの「江」という人物を主人公にして描く、というのはなかなか難しいのかな、と思ったりしました(^^;)
    ちなみにご存知の方の方が多いかもですが、著者は今回の大河の時代考証をした方みたいです。

  • 織田信長の姪としてこの世に生れ落ち、
    その後、時代の流れに翻弄されながらも生き抜いたお江。

    彼女の生涯について知りたくて手にとった本書だが、
    お江本人の話、というよりはその周囲の人物について
    歴史的事実が述べられている、という印象。



    お江の実父、浅井長政は私が思っていたよりも
    したたかな武将だったらしい。

  • 戦国大名・浅井家に生まれたお江が、大きな歴史の流れの運命に翻弄されてゆく。そんな歴史背景と文面の所々に残された希少な史料が掲載され、歴史好きな者にとっては、素敵な本であろう。表紙が綺麗で惹かれた本だった。江の生き様とは違う、やはり歴史書だった。でも、大河ドラマと照らし合わせ興味深く読ませて頂きました。

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著者プロフィール

1944 年、静岡市に生まれる。1972 年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。2009 年3 月、静岡大学を定年退職。静岡大学名誉教授。著書本、監修本、多数。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の時代考証も務める。

「2021年 『東京の城めぐり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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