明治の東京写真 丸の内・神田・日本橋

著者 :
  • 角川学芸出版
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046532411

作品紹介・あらすじ

帝都東京15区の中心部、麹町区・神田区・日本橋区・京橋区(現在の千代田区・中央区)を650点余のカラー写真で大復元。石黒コレクションならではの、オリジナル古写真・絵葉書・幻灯写真で構成。各区では歴史的背景がわかる概説のほか、通り、地区、建造物などのテーマ別に写真を配列・編集し、一連の景観が復元的にわかるように工夫。すべての写真には、被写体の歴史的な事実、撮影年度、写真そのものからわかるさまざまな情報などを解説。歴史資料としても「読んで楽しむ」写真集。

感想・レビュー・書評

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  • 星新一の父、星一が創業した星製薬。『人民は弱し 官吏は強し 』。その本社ビルは京橋にあり。その屋上から眺めた八枚のパノラマ絵葉書がすべて紹介されている。関東大震災前の京橋界隈がよくわかるとか。どれもカラフルで、眺めていて愉しい。こんな絵葉書が誰かからとどいたら、もっと愉しい。ラムタはシーボ。(p.192)

    明治22年ごろの華族女学校。その前にいるちびふたりがなぜか気になる。さらにその中段の一葉には、女学校前に人力車が待機。なんとなく『春の雪』。(p.93)

    万世橋広小路。明治45年に万世橋駅が竣工。駅よりも先に、広瀬中佐の銅像が建立。こんなところで広瀬武夫とご對面。気合をいれたくば『ロシヤにおける広瀬武夫』で。(p.134)

  • 非常に興味深い。
    神田の青物市場なんて、まるで発展途上国のようだ。そうか明治時代は日本もまだ発展途上国だったのだ。

  • C0072 明治~昭和の写真を観ることができます。初見もたくさんありました。また、可能な限り考証もされています。

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著者プロフィール

1941年生まれ。石黒コレクション保存会主宰。ゆうもあくらぶ副会長、日本写真芸術学会評議員。早稲田大学商学部卒業後、東京12チャンネル勤務、1966年石黒コレクション保存会設立。著書に『幕末明治の肖像写真』『明治の東京写真 丸の内・神田・日本橋』『明治の東京写真 新橋・赤坂・浅草』『こんな写真があったのか 幕末明治の歴史風俗写真館』などがある。『幕末明治の肖像写真』で平成22年度日本写真協会賞学芸賞受賞。

「2016年 『昭和8年 戦争への足音』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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