日本文学の大地

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046533319

感想・レビュー・書評

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  • 難しかった・・・。
    一般向けかと思いきやそうではない・・・。
    格闘する感じで読みました。こういう読書もたまにはいい。

  • 古典を読むにはそれなりの覚悟が必要だと感じているので、私はいままで瀬戸内寂聴訳『源氏物語』と池澤夏樹訳『古事記』と『歎異抄』を少しかじったくらいです。 原文ではもちろん読めないし、この著者の中沢氏のような学識もないので、読んだといっても表面をなぞった程度です。これから読んでみようと思ったのは、『宇治拾遺物語』と『雨月物語』ですね。その時代のひとたちがなにをどのように感じ、考えていたのかが理解できれば、なお一層古典への興味は広がるのでしょうね。このような解説書が求められるのもむべなるかな。

  • 久しぶりの中沢氏の本。日本の古典文学、それぞれのの
    氏の解説文的な内容です。
    源氏物語・万葉集・新古今和歌集・歎異抄から
    芭蕉・西鶴・近松・世阿弥までいろいろ
    古典文学と哲学・日本学(こんなことばは無いかと
    思いますが)の混じり具合というか、
    違った視点での古典の味わい、日本文化や風俗の
    成り立ちとその結果としての現代現象との関連性
    などが少し見えてくる面白い内容だと思います。

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著者プロフィール

1950年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。京都大学特任教授、秋田公立美術大学客員教授。人類学者。著書に『増補改訂 アースダイバー』(桑原武夫賞)、『カイエ・ソバージュ』(小林秀雄賞)、『チベットのモーツァルト』(サントリー学芸賞)、『森のバロック』(読売文学賞)、『哲学の東北』(斎藤緑雨賞)など多数。

「2023年 『岡潔の教育論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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