カドカワ学芸児童名作 さくらのつぼみがひらいたら

著者 :
制作 : よこやま ようへい 
  • 角川学芸出版
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本棚登録 : 17
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046534132

作品紹介・あらすじ

あなたは、世界でひとりぼっちって感じたことはありませんか?でもひとりぼっちになって初めて自分の心の弱さやいろんな個性があることを知り、友だちや家族の大切さを理解できるようになるんです。角川学芸児童文学賞優秀賞受賞作品。

感想・レビュー・書評

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  • 強気な主人公と突然不登校になってしまった親友との話。
    無理やり学校に行かせようとする主人公の真っ直ぐさにイラっときたり、そんな主人公が自分に自信をなくして不登校になると、なんとなく気持ちが分かったり、いろんな方向からいろんな気持ちになることができる。
    誰でも感じたことがありそうな気持がたくさん詰まった1冊。

  • ノンコはボランティア部に一生懸命な6年生。
    ノンコの心配事は、ボランティア部を一緒に立ち上げた親友の凛花が
    不登校になっていること。
    凛花の家に学校の連絡物を届けるのは、ノンコの役割だった。
    ノンコには、凛花がどうして学校に来なくなったのかがわからなかった。

    その日もノンコは凛花に、学校に来るように言った。
    そして動物愛護団体のチラシを見ていた凛花に、かわいそうなペットの
    里親になろうと持ちかけたが、凛花は同意してくれなかった。
    ノンコの知っている凛花は、いつもノンコと同じ気持ちでいてくれていた。
    これまでと違う凛花の態度にノンコはいらだち、言いたいことを言い放って
    凛花の家を出た。
    翌日ノンコは、学校からの連絡物は先生が届けることになったと聞かされた。

    動物愛護団体から犬を引き取ったノンコ。
    でも引き取った犬は無反応な犬で、ちっともおもしろくない。
    ボランティア部の活動も、ノンコが引っぱっていかないと何も進まない。
    いらだった勢いで、部のリーダーを強引に他の人に任せたノンコは、
    心配しつつも部のことには口を出さずに放っておいた。

    後日、自分がいなくても部は順調に活動していることを知ったノンコは、
    自分の身体をコントロールできなくなってしまう。

  • 2012年3月23日

    装丁・ブックデザイン/小林亜希子

  • 自分にとって「当然」なことが、他の人にとって同じとは限らない。
    傷ついたことがなければ、いくらでも、強くなれるし、人にも同じことを望んでしまう。
    挫折や悩み、苦しさを経験することで、人を理解し認めるきっかけになるのなら、その苦しさは無駄ではなかったと思えますね。
    どうしても、この話の主人公が好きになれませんでした。
    嫌いとか共感できないとかではなく、多分、自分が同じように人を傷つけたことを思い出させるからかもしれません。

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