吉田松陰 異端のリーダー (oneテーマ21)

著者 : 津本陽
  • KADOKAWA/角川学芸出版 (2014年12月9日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046534286

吉田松陰 異端のリーダー (oneテーマ21)の感想・レビュー・書評

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  • 津本陽氏の等身大を目指した、吉田松陰論。
    この本で述べられているように、山口出身の研究者(特に年を重ねられた方)にとって松陰像は多少神格化というか良い部分のみに注目していて、時代に利用された所もあったのかなと思う。
    玉木文之進の激烈すぎる教育と、逆に父母と兄梅太郎の金銭の援助もいとわない慈愛に満ちた接し方はどことなくスポイルも感じさせて、人間が成長するにしたがい相対しなければならない、世の中の常識や政治性の部分が幼く終わってしまったのかなとも感じた。
    執筆に勇気のいる本だと思いました、読書できて良かったです。

  • 今年(2015)の大河ではもう死んでしまったが、実際にはどう云った人物だったのかと云うことで。
    まあ、この本に書かれてることが史実かどうかは分からないけど、参考にはなる。
    今の時代に龍馬や松蔭って声はあるけど、違うね。彼らはあの時代だから活きたんだね。今いると、多分全く受け入れられないわ、松蔭君。
    ただ、いろいろなところに学ぶべきことは多い人ではある。

  • 20150218 有名過ぎて、何をした人かかえって分からなくなっていた。大河ドラマの影響もあってあらすじを、知りたかった。淡々とした記述が丁度良いさめ加減。この後、ドラマを、求めて別の本を読むかどうかは各自の判断だろう。

  • 津本陽氏の吉田松陰論。歴史小説の枠を超えて、史実を基に松陰の実像に迫る。

  • 伝記的ではなく等身大に吉田松陰を捉えようとしている筆者のスタンスのおかげで、読み手としても話を飲み込みやすい。松陰の危ういほどの熱狂こそが時代を変える一つの切っ掛けになったという点が素敵。

  • 事前の松陰のイメージは知的で落ち着きと信念を持った人物であったが、そうではなく短絡的で猪突猛進な事実が沢山。
    学者としては優れた才覚があるのかもしれないが、軍略家や経営者としては才に乏しいように感じる。
    ・玉木文之進の教育は吉田家の山鹿流兵法師範の大助の危篤をきっかけに開始
    ・松陰の明倫館の授業はさほど人気がなかった。皆勤者は無。

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