「成功」のトリセツ (角川フォレスタ)

著者 :
  • 角川学芸出版
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本棚登録 : 98
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046537942

感想・レビュー・書評

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  • 成功を掴んだ著者による成功本。
    著者の考え方にはある程度同意できるし,現在の生活(コンサルタント業や会社経営をしつつ一番好きな作家業をする)も羨ましいと思う。これまで数多くの本を読んでこられたこともうかがえる。
    しかし本書の内容としては大して身にならない話が多い。本筋からの脱線も多いし(「話がそれたが」というような文がいくつあることか),かといって本筋もまとまっていない。おかしいなと思っていたら,あとがきで「この本はビジネスエッセイとでも言うべきジャンル」とあった。つれづれなるままに書いてればそりゃまとまらないはずだ。

  • 著者は、大学卒業後、金融機関を経て若手企業家としてベンチャー起業、上場直前で取締役を解任され会社から追放される。その後絶望から再生し経営コンサルタント等を経て今に至る。

    著書に「成功本50冊勝ち抜け案内」「法則のトリセツ」等多数。

    絶望の中から成功本を読んで実践することで成功してきた著者。

    世の中のなんらかの成功したいという人達のピラミッドがあったとして、頂上の1%になるか踏み台の99%になるのかの分かれ目には黄金即=ゴールデンルールがある。

    本書はそのエッセンスを中心として成功までを以下の5章に分けて説明している。

    ①お金の奴隷から抜け出す
    ②仕事を支配する
    ③時間の檻から脱出する
    ④本当の自分を探す
    ⑤人間関係を掌握する

    どん底から立ち直り自分のやりたいような生活を送っている著者。その過ごし方は成功者といっても過言はない。

    成功している人がそのプロセスを紹介するというのであればもちろん参考になることも多いはず。

    本書については、体系立てて説明されているように構成されているものの、章をまたがって同じことが繰り返し語られている印象を受ける。

    それくらいその点が重要であると受け取れなくもないがその点が若干気になってしまった。

    著者の他の作品についてはものすごく楽しませて読ませていただいただけに本書はその点が残念である。

    その点を除けばキレイに整理されて読みやすい。
    時間・気持ちを変えて再読する手もある。

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著者プロフィール

◎1973年生まれ。作家、出版プロデューサー、経営コンサルタント、富裕層専門コンサルタント。複数の会社に出資するエンジェル投資家でもある。
◎ベンチャー起業家、経営コンサルタントとして数多くのベンチャー企業経営に関わりながら、世界中の成功本やビジネス書を読破。近年は富裕層の思考法やライフスタイル、成功法則を広めるべく執筆活動をしている。
◎現在は自ら立ち上げた出版社でクリニック経営者、オーナー経営者、不動産投資家などの出版及びプロモーションのアドバイスなどを行っており、その活動は「出版ブランディング×Web」のクロスメディア「パブリア」に詳しい。
◎著書は、シリーズ10万部突破のベストセラーとなった『成功本50冊「勝ち抜け」案内』(光文社)の他、『今いますぐ本を出しなさい ビジネスを成長させる出版入門』『ベストセラーの値段 お金を払って出版する経営者たち』(秀和システム)など多数。

「2022年 『富豪作家 貧乏作家 ビジネス書作家にお金が集まる仕組み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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