大繁盛の秘密教えます! 激セマ立ち飲み焼肉店「六花界」だけに人が集まる理由 (角川フォレスタ)

  • 角川学芸出版 (2013年4月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784046539113

作品紹介・あらすじ

なぜ、激セマの立ち飲み屋がメディアの注目を浴びるのか? なぜ、女性が集まるのか? 新スタイルの飲食店を展開し大繁盛させた著者がその独自の経営方法と成功の秘訣を公開。新たなビジネスモデルを提示する一冊。

みんなの感想まとめ

新たなビジネスモデルを提案する本書では、神田の立ち飲み焼肉店がどのようにして繁盛を遂げたのか、その秘訣が詳しく紹介されています。2.2坪という限られたスペースで、いかにして客を楽しませ、コミュニティを...

感想・レビュー・書評

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  • 2010年に神田にオープンした立ち飲みスタイルの焼肉屋「六花界(ろっかかい)」。

    わずか2.2坪という狭さながら、いつも賑わう大人気のお店です。

    オーナーの森田さんはインテリアデザインの経験こそあれど、飲食店の経営経験、資金、人脈などが全くなかったところから六花界を立ち上げられたそうです。

    どのようにしてお店を立ち上げ、なぜここまで繁盛するお店になったのか。

    飲食店の常識を覆す発想の背景には、森田さんの人生経験に裏付けられた確かな理由がありました。


    【お客どうしが仲良くなる】
    六花界の特徴のひとつに「他のお客と七輪を共有する」というものがあります。

    また、お店の狭さゆえに、お客に飲み物を運んでもらったり、常連客が初めて来店した人を接客したりと、お客どうしのチームワークが自然と生まれるのだそうです。

    森田さんの出身地である大阪は、店員もお客もフランクで仲良しでおしゃべり。

    そんな、お客どうしでコミュニケーションが取れて楽しめる、ワクワクするお店にしたいと森田さんは思っていたそうです。

    六花界の独特なスタイルが話題となり、次第に男女の出会いの場となる"婚活酒場"とも称されるようになりました。

    森田さんは、出会いを求めている男性と女性のお客が、自然と会話できるようにさりげなくアシストされているようですね。

    "「隣の子のグラス、空いてるから注いでやってくれへん?」というように、ふたりで店のために何かひとつのことを一緒にやらせることがベストです。
    (中略)
    つまり、「ふたりによる共同作業」というのは、店にとってもありがたいことですし、またこの店に来て手伝ってあげたいという共通点がふたりの間にできるので、三方よしです。「店よし、僕よし、ふたりよし」まわりのお客さんもよし、なので三方よし以上です。"


    【神様の試練を乗り越える】
    六花界の立ち上げ当初は「そんなお店が流行るわけがない」と、周囲からは猛反対を受けたそうです。

    それでも、この2.2坪に"リトル大阪"をつくりたい。

    そんな森田さんの信念のもととなった人物や出来事について語られています。

    森田さんを厳しく育てながらも、商売で大切なことを叩き込んでくれた建築士のお父様。

    世の中で生きる知恵を身に付けるきっかけになった、学生時代のアジア一人旅。

    インテリアの仕事がなくなり、苦しい時期を支えてくれたボクシングジムの会長。

    人生はなるべくしてなっており、さまざまな体験や苦しいできごとがターニングポイントだったと振り返っています。

    "僕は30歳を過ぎた頃から、神様の試練を「ありがたいな」と思って乗り越えられるようになってきました。
    (中略)
    あの時、神様に頭を叩かれていなかったら、きっと僕は今のような接客はできていないし、六花界は繁盛していないと思うのです。"


    【回転率よりも、熱(満足度)】
    立ち飲み屋のような狭くて安い飲食店の場合、売上を増やすにはお客の回転率を上げる必要があると思われがちです。

    しかし森田さんは、お客に楽しんでもらいたい、長居してもらいたいということを大切にされているそうです。

    "「楽しいところに行きたい。そこに居たい」というお客さんの熱をたくさん集めれば、回転しなくてもお金と人はついてくる。六花界ではお客さんの「数」が問題ではなく、お客さんひとりひとりがどれだけ「熱」をもって来てくれるのかということが大事なのです。"


    私はお世話になっている経営者のもとで、飲食店の経営について学んでいます。

    そして、間もなく本格的に飲食店を立ち上げるため、準備をしています。

    森田さんのどんな状況も乗り越えられた信念と、ひとりひとりのお客を大切にする心構えを本書から学び、とても勉強になりました。

    私も、訪れてくださった方々に「また来たい」と思っていただけるようなお店をつくり、多くの人のお役に立てるよう努めてまいります。

  • 神田の立ち飲み焼肉店、六花界がなぜ繁盛しているのか。その種明かしを余すところなくしてくれている。
    ビジネス感覚と情熱の両立した店長だからできているというのがよくわかる。
    いかに客を楽しませるのか、客同士の人間関係をマネージングするのかなどの「接客」に対比して、注文の品を運んだり説明したりする「サービス」を常連客にさせるという手法にはなるほどと感心した。

  • 神田駅にある2.2坪の立ち飲み焼き肉「六花界」。飲食業界では考えられない狭さで繁盛している。どういうコンセプトで、どのように営業しているのか。
    著者の本業インテリアデザイナーだからこそ、できた仕入れの方法、集客、接客の方法。
    やはり、斬新な発想あっての成功だと思いました。

  • 「ビジネスは人」
    再確認できました!

  • 2.2坪という激狭物件で、立ち飲み焼肉という新ジャンルのお店を繁盛させた開業秘話

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著者プロフィール

森田隼人(もりた・はやと)
1978年大阪府生まれ。大学卒業後、建築会社を経て25歳で国家資格を取得後、独立。デザイン事務所「M-COME」を設立。その後公務員を経て、2009年に 東京・神田ガード下に「六花界」をオープン。 その後、「初花一家」「吟花」「五色桜」「TRYLIUM」と、出店した全てが多くのメディアに取り上げられ「肉と日本酒」文化を広めた。全店舗が予約が取れない名店となるばかりか、日本初となるプロジェクションマッピングを活用したレストラン「CROSSOM MORITA」は建築家として一つのエンターテインメントを確立した。さらには日本酒吟醸熟成肉(特許庁商標権取得済)等の調理技術も発明している。日本酒活動で功績が認められ「第12代酒サムライ」に叙任。世界初の移動式醸造発酵を考案し、世界最高額である「十輪~旅スル日本酒」は440万円の値段を記録した。料理人としては、2020年農林水産大臣より「料理マスターズ」を叙任。東京唯一の受賞者として注目を浴びる。また、プロボクサーやモデル(ユニクロ等)の一面も持つマルチクリエイター。

「2021年 『2.2坪の魔法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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