35歳になったらマクドナルドでバイトしろ! (角川フォレスタ)

  • 角川学芸出版
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本棚登録 : 74
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046539199

作品紹介・あらすじ

平凡な会社員が35歳の誕生日に「明日からマクドナルドでアルバイトしてこい」と上司から突然の通告……。そこに待ち受けていたものとは? 最高のリーダーになるためのマネジメントをストーリー形式で学べる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • マニュアルと職権をセットにして考えるというのは目から鱗でした。
    たしかに、マニュアルがあることで、上司の判断をいちいち仰ぐ必要がなくなります。そして、マニュアルに作業手順だけでなく、マインドや根拠まで記載されているため、それらを正しく理解した人ならば、記載されている手順を超えた応用的対応もできる。

    また、マニュアルを理解させるためのトレーナー教育の仕組みも素晴らしい。
    詳細なマニュアルがあるにも関わらず、なぜトレーナーがつくのか?トレーナーがマニュアルの内容を相手に合わせて噛み砕いて指導することで、正しい理解が促進される。つまり、トレーナーにはコミュニケーション能力が求められる。
    その能力を磨くのが、ハンバーガー大学というわけだ。

    つくづくすごい人材育成の仕組みだと感心した。

  • マクドナルドで働いていた時に、SWマネージャーになっていたら良かったと思いました。
    マクドナルドで働いていた当時、尊敬できるマネージャーの方がいて色んなことが思い出されて、どこか懐かしい気持ちになりました。

    時給のことじゃなくて、人が大事で、その人の力になりたいと思えるようなピープルファーストの会社で働ければいいなと思いました。



  • ありがとうは魔法の言葉

    ゴールデンルール
    人が嫌がることはしない
    プラチナルール
    相手が喜ぶことをする

    たった一言でも大きな一言になる可能性がある

    休憩室は休憩する場ではない
    コミュニケーションを繋ぐ場

    コミュニケーションをとらばずんば
    仲良くなれぬ

  • 雰囲気的には喜多川泰の小説に似ている。主人公が周りの人々(ここではマクドナルドの同僚)から大切なことを学んでいくストーリー。確かにマクドナルドの人材育成法は無駄がなく、理にかなっているよいうに見えるが、すべてが素晴らしいとは言えない部分もあるだろう。この本のテーマとしては給与や待遇の面には一切触れていない。自己啓発本として割り切ればよいだろう。

  • ポジションパワーの使い方ととマニュアルの徹底。

  • 雑食のつもりでいろいろ読むけれど、苦手な分野はやはり歴然と存在していた。
    何か気になるタイトルだと思ったのだけど、サブタイトルがちょっとアレで、そしてパラパラとめくると、巻末の書籍広告には普通なら読まないような本ばかり。いやな予感。
    読み始めてみると、35歳になったら会社からマクドナルドでバイトしてこい、と言われてそこで働くというシチュエーションのラノベであった。ヤクザも倒す(?)。女子バイトにモテる。アイドルも説得する。すげぇ! 俺もこんな風になりたい! と思った人は是非読もう。そうでない人はやめておこう。いわゆるカスタム出版の本でした。それが100%いけないわけじゃないけど、先に気がつけばよかった。

  • 「上司が」とか「後輩が」とかって考えてた今の自分に合っている本。
    どんな年齢層の人も読んで得られる箇所がたくさん。
    読みやすい物語形式で、いろいろな気付きを与えてくれる。
    ビジネス書を多く紹介してくれている点も自分好み。
    人材育成に興味があったのでその点も勉強させていただきました。

    メモ。
    小さいころに親から教えられた「ありがとう」とか「人のためにする」とか、今の自分は薄れているなーって思った。〇〇してもらったら「ありがとう」だし、今度は自分が返さなきゃって思う。今自分の仕事に精いっぱいだから周りを見れる余裕がない・・・。
    あとはチームで動いているってこと。どうやったらメンバーが気持ちよく働けるか考えないと。誰かのために働いているんだもんなあ。自分がやったら早い病にはかかってないけど、少しは考えてから聞いてって思ってる自分がいるんだよなー。
    お客様の喜んだ顔が見たいし、メンバーの喜んだ顔が見たいし、そのために働いているんだもんな。っとしみじみ。

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著者プロフィール

『泉式文科系必修論文作成術』(夏目書房、2003)ほか

「2005年 『シャーロット・ブロンテ150年後の『ヴィレット』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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