死ぬってどういうことですか? 今を生きるための9の対論 (角川フォレスタ)
- KADOKAWA/角川学芸出版 (2014年9月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046539656
感想・レビュー・書評
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ホリエモンも寂聴さんもあくが強くて癖があって反発を覚えることも少なくないけれど、やはり気になる存在。
そのお二人の対論(対談ではないらしい)というからには是非とも読んでみないと!
うん、とっても面白かった。
堀江さんは当然と言えば当然であるが非常に頭にいい人である。しかしながら小難しいことを言わないのがいい。
漫画からの知識を平然と披露したり、案外と素直に相手の言う事を認めたり。
それと寂聴さん、とっても御歳90歳を超えているとは思えない!
記憶力の素晴らしさはさることながら、幅広い知識と新しい物事を取り入れようとする柔軟性に驚かされる。
それに、90歳を超えた人が京都―東京間を日帰り往復ってあり得ないよね・・・。
一番印象に残ったのは寂聴さんが繰り返し述べた戦争の怖さについてのこと。
今の日本はどうも戦争に向かおうとしているということを堀江さんに説き、どんな些細なことも注意を払わなければならないとおっしゃったこと。
堀江さんは終戦はついこないだのことなのに、と言っていたがこれもアラフォー世代までなのかなと。
それ以下の世代になると終戦なんて遠い過去なんだろうな。
戦争の怖さを伝えることが昭和生まれ世代に残された使命なのかもしれない。
タイトルは「死ぬってどういうことですか?」だけれども、死生観にかぎらず子育て、仕事、政治、原発など多岐に渡るトピックについて討論されていて楽しめた。
読んで損はない。 -
対談ではなく対論だそうだが、面白く、対座する二人のそばで聞いているような臨場感あり、サクサクと読み終えた。
ホリエモンの舌鋒に、寂聴さんが押されているように見える。しかし、実際は、寂聴三蔵法師の手のひらで踊らされているホリエモン孫悟空だったりして! -
あんまりにも意外なお二人の対談。
意外性に興味を持ち手に取る。
しかもテーマが「死」
寂聴さんはわかるけど、、、、
ホリエモンと「死」って全く持ってつながらない。
と思っていたら、
意外にびっくり
とても繊細な人でした。
「死ぬのが恐い」
子供の頃から、今も。
死を恐れているからこそ
生に執着できる。
「死」だけでなく、
原発、戦争、景気、、、、、
意見が一致するときもあれば
真っ向から反対の時もある
お互いがお互いを尊重しているからこそ、ああどっちも一理あるなぁーとうなってしまう。
ホリエモンのほうが根拠、理論が明確で納得せざるおえない。説得力が段違いに感じてしまった。
寂聴さんの人間力のようなものは、文章だとどうもぼやけてしまった。生で聞いたらもしかしたら少し印象が違うのかもしれない。
2014年
kadokawa -
本当に面白い組み合わせの対論だと思う。あとがきでホリエモンも書いてたが、好き勝手言い合ってるけど噛み合っているから、互いのキャラが引き立ちとても二人が魅力的に感じた。
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凄く自然な対談で良かった◎戦争と原発に関してのお二人の食い違い度合いが凄かったけど、総じて似ている印象。私は全般的にはホリエモン寄り。出産については、寂聴さんに共感。因みに寂聴さんはお目に掛かる機会なくその機会を探しもしなかったのですが、堀江氏は一度生講演行きました❣
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言動にパワーのあるお二人の対談なので、大変興味深く拝聴しました。
他にも対談されてないのかな? -
今から3年は前の対談なので、少しまた感覚も違った。1年のスピード感がここ数年でまた速まっている。これからの時代でどう生きるかについて考える参考になる。本音で語られているから、すっと入ってきてあっという間に読めた。
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寂聴さんとホリエモンの異色の対談。
死ぬってどういうことですか?は生きるってどういうことですか?と同意。
寂聴さんの「先にあの世にいったひとたちが歓迎パーティーひらいてくれると考えてる、誰に最初に声かけようか迷ってる」
という発言が痛快。
こういう年のとりかたできたらいいな。 -
堀江さんのあとがきが一番印象に残った。確かに、羨ましい歳の重ね方。周りに人がいて、バリバリ仕事して、ごはんを美味しく食べて、みんなにご馳走して、下ネタも悪口も言って、、、最高ですね。
うん、この本お勧めですよ!
さらっと軽く読めるのが良いですね。...
うん、この本お勧めですよ!
さらっと軽く読めるのが良いですね。
二人がかみ合っていない場面もあったり、やけに意気投合している部分もあったり。
対論形式っていいですね!
ちなみに寂聴さんがご指名でホリエモンとの対論が実現したそうですよ(^_-)-☆