最悪な一日

  • KADOKAWA
4.24
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本棚登録 : 195
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046800190

作品紹介・あらすじ

本当なのか?はたまたウソなのか? 些細な違和感と狂気を見過ごせない自分のモヤモヤした日常を、独特の皮肉とユーモアたっぷりに描く“フェイクエッセイ”誕生。
「石田が消えた」「ラジオDJ高森コウイチ」など、人気動画のスピンオフ短編も収録。
退屈で閉鎖的な冴えない日が妙に笑えてくる救済エッセイです!!
 

感想・レビュー・書評

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  • コウイチtvを見てなくても楽しめる!
    見てたらさらにおもしろい!
    普段から私生活が見えない人なのでギャップがあって良かったです。普段の考え方なども少し見えた気がしましたが、やっぱりこの人おもしろいなぁ。
    動画見直してもっかい読もうと思います

  • コウイチTVの世界観をそのまま文字にした感じ。
    読み終わった時の感情は、いつもの動画を見終わった時と全く一緒だった。
    この世界観はコウイチさんにしか表せないものだと思う。
    コウイチさんや谷くん、わたこうくん、おだじんさんの話だったり、動画に出てくるキャラクターの話が書かれていて、コウイチTVガチ勢の私からしたら読んでる間ずっと面白くて仕方なかった。
    どこまでが本当なのかは分からないが、謎に包まれているコウイチさんのことを少しでも知れて嬉しい。

  • コウイチさんの初書籍、とても楽しみにしていました。コウイチさんのエッセイってどんなだろう…あのコウイチさんの素が見える…?と読んでみたらいい意味でいつも通りの世界観でありつつ、新鮮で不思議な感じでした。フェイクエッセイというジャンルに触れたのは初めてだったけれどいつも見る動画の面白さがギュッと詰まった、ショートショートの集大成という感じ。動画を見ていると更に楽しめる。コウイチさんの書籍第2弾もぜひ見てみたい!

  • 私は基本コウイチTVLOVEで生きているので多少の贔屓目はあるかもしれないが、すごく面白かった。

    前半はコウイチさんを始め、わたこう・谷くん・おだじんさんの心理描写や性格が動画からは見えてこない部分まで表れていた。「自分の考えていることをあまり知られたくない」とコウイチさんは書いていたけれど、ファンとしては文章を通してまだ見たことのないコウイチさんの一面や考え方を知ることができて嬉しかった。

    もちろん動画の番外編パートも面白かった。お気に入りの動画の背景も知ることができて楽しく読み進められた。動画で見なれた登場人物が文章となって、そして自分の前に本の中の登場人物として描かれているのは少し不思議な感覚になった。前提としてコウイチさんの動画を先に見ていた方が楽しめる。

    コウイチさんの文章にはなんといっても特有のセンスがあると思う。言葉選び、表現もまた然り。コウイチさんの「日常の些細な違和感に気づく力」が文章を魅力的にしているのかな。読後はまたコウイチTVを見返したくなった。

    2021.03.18

  • 退屈な入院中、唯一の娯楽がこの本でした。
    どんどん読みたい、でも全て読んでしまったらこのお話が終わってしまうのが怖くなる…。
    それくらい面白かったです。
    普段からコウイチさんの動画を、見てる者からすると何倍も本を楽しめました。
    コウイチファンじゃなくても、コウイチファンでも楽しめる1冊です。
    是非手に取って見ていただきたい。

  • フェイクエッセイなんて初めて読みました。
    これは現実だろうと思ったら嘘だったり
    嘘だと思ったら現実っぽかったり。
    最後までどっちか分からなかったり。
    どんな乗り物か分からないままアトラクションに
    乗ってみるって感覚になりました。
    凄く面白かったです。

  • コウイチTVの世界観が凝縮された素晴らしい一冊。
    活字慣れしていない人でも読みやすいと思う。

  • コウイチtvの世界が遥か遠くまで広がっているエッセイ。DJ高森コウイチやウィッキーなど動画で登場したキャラクターが出てきたり、はたまた共演者である谷くんやおだじんさんなどのお話が出てきたり。コウイチさんのファンならば必見ともいえる、そんな本です。
    良い意味で全体的に文体が軽く、普段あまり読書をしていない方でも読みやすいと思います。

    コウイチさんの動画が好きな人であればきっと面白いと感じるであろう、そんな一冊でした。

  • めちゃくちゃおもしろい
    読み返したら、共感できる部分が増えていた

  • コウイチTV を補完する形のフェイクエッセイ。一部は特定の動画を視聴していることでより楽しめる構成だが、コウイチTV 全体に関する補完や、コウイチ氏自身の感性がフェイクエッセイという形で綴られていて、YouTube チャンネル同様に、どことない満足感に浸れる一冊になっていた。

    個人的には、特定動画に依存しないオリジナルの短編をもっと読んでみたいという気持ちのほうが強かったので、そこに関しては星を一つ減らしている。

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著者プロフィール

1996年、北海道生まれ。高校1年生のときにYouTubeチャンネル「kouichitv」を開始。3分以内の自作自演によるショートコメディが主で、ホラーやSF、都市伝説など様々な要素を取り混ぜたシュールな世界観が支持を集める。2018年には札幌短編映画祭で「最悪な一日」が特別賞を受賞。著書にフェイクエッセイ『最悪な一日』(KADOKAWA)がある。

「2023年 『計画書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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