お嫁さんにしたいコンテスト1位の後輩に弱みを握られた (MF文庫J)

著者 : 岩波零

• KADOKAWA (2021年1月25日発売)

作品紹介・あらすじ

他人に弱みを見せないことを行動の指針にしている高校２年生の不破大翔はある日、道ばたで見かけた子猫に猫語で話しかけているところを後輩の朝日優衣奈に動画撮影されてしまう。優衣奈は今年の文化祭で行われた『お嫁さんにしたいコンテスト』で１位だった超絶美少女なのだが、実は女性声優オタクで、しかも最推しが大翔と被っていることが発覚。この日から優衣奈に懐かれ、頻繁に絡まれることになる。他の男子生徒から睨まれたくない大翔は逃げようとするが、「わたしが先輩の弱みを握っていること、忘れちゃったのかにゃあ？」と脅され、オタクな活動に付き合わされることになるのだった。

感想・レビュー・書評

[芳樹さんの感想 · 2022年11月2日]

【Bookwalker】オタク趣味を隠している『偽装優等生』の不破大翔は、ある日『お嫁さんにしたいコンテスト1位』の後輩・朝日優衣奈に弱みを握られてしまう。彼女は大翔に迫る。このことをバラされたくなければ『推しの声優』は誰かを教えろと…。自意識過剰で頭の固い大翔と明るく強引な優衣奈が、声優の『推し活』を通じて少しずつ心を通わせていく様子にときめきました。また会話のキレの良さはさすが岩波先生という感じでとても面白い。二人の推しへの愛がヒシヒシと伝わってきて温かい気持ちになりました。続きが大いに気になる期待の新シリーズです。

[gf111さんの感想 · 2021年5月7日]

前作の方が良かったな。
尖ったところが無いわ。