皇帝と女騎士 1 (フロース コミック)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 29
感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046802071

作品紹介・あらすじ

前妻との娘である「ポリアナ」は家族にとってただの邪魔もの――。
父はポリアナが戦死することを望み強制的に戦場に行かせるのだが…自分を見捨てた親への復讐と生き残るため必死に訓練し、疲弊した戦地の男世界でも耐えぬくポリアナ。
しかし、敵国の新王「ルクソス」が率いるアクレア軍の侵攻により、ポリアナは絶体絶命の危機に――!?

感想・レビュー・書評

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  • 北方から大陸統一のため南下してきた美貌の若き王と、その初戦相手となった国で囚われた女騎士。

    ※単行本分を超えたネタバレ感想が有り得ます。

    ピッコマにてノベル版と並行して読んでいます。(※時系列や場面の長さで時々前後しますが、戦時部分なら同じ話数で凡そ同じ箇所が読めます)
    ノベル版に比べて差別や制裁の描写が優しくなっているため、コミカライズは比較的読みやすくなっています。が、並行して読むと空白を相互補完したりぼかされた部分のちょっとストレートな話があるので、暴力や性差別や酔っ払いの始末が多少キツめでも大丈夫な方にはオススメです。
    (個人的には特に人を選ぶのは最初の方だけじゃないかなと思います)

    戦争の話も戦争物語というほど壮大に細かく描(書)かれているわけではなく、ポリアナが『疎まれ蔑まれる敵国の女騎士』から『アクレアの一軍の本当の仲間になる』過程を大陸統一までの約十年を介し描かれます。
    いろんな意味でまあまあ汚いのは戦時と設定なのでノベル版もコミカライズも変わりませんが(相手が変わってポリアナ目線での罪悪感と責任が変わりそうですが)、王の言動だけではなく、そういう経験を経て男たちの中で地位を確立していくヒロインが見られるのはとても楽しいです。
    あと、王の犬のようなポリアナも凛々しくなっていくポリアナも、可愛いしカッコイイ……これはモテるはず。(女性に)

    長めの前日譚的にさくさく(50話くらい?で)大陸制覇したあとは、コミカライズでいうところの冒頭に戻り、この作品の本題です。
    戦で死ぬことなく生き延びた【物語のその後】の女騎士は結婚や引退をして戦線を引くのか、騎士として一生を捧げるのか、上司の嫁と可愛い娘たちが羨ましいので私も嫁が欲しいのか君主の健康(?)が心配なのか……。
    単純に女は結婚してこそハッピーエンドではなく、騎士として最上の幸せを得た今こそ、何故人は結婚したいと思うのかを周囲の意見を見聞きし考察し続けるポール卿といった感じなので、ポリアナがビーカー家で感じたことも考えつつ、これから先が楽しみです。

    追記(ノベル&コミカライズ共75話到達):
    ポリアナの立場や性格的にこうだろう、という予想はしていても、皇帝の『ロマンスはほどほどに』がこんな形で効いてくるとは思わなかった。彼女の夢は現在進行形でも、彼らの現実が時間とともにさし迫る。
    ポリアナの幸せあってのハッピーエンドを探す物語なんだろうけど、割りとヒロインモンペ脳なので段々と皇帝の相反する気持ちもわかってきてしまった……私たちのポール卿だぞ。(幸せになってくれ)

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