高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046802347

作品紹介・あらすじ

強迫性障害、摂食障害、強制入院、退院後の揺り戻し…高校生のわたしを苦しめたのは、自分のなかの「神様」でした。
物を触らずにはいられない、自信の体型が気になって食事ができない、同級生の視線が気になって学校へ行けない、家族や医師にさえ「神様」の秘密を打ち明けられない……ある平凡なひとりの女子高生が経験した、凄絶な日々。
精神科病院に入院し、一時は「もう無理、死んでしまいたい」とさえ思いながらも、自分を見つめて認めること、本当のやりたいことを見つけることで回復に至るまでの道のりを描く、絶望と希望のコミックエッセイ。
第4回新コミックエッセイプチ大賞受賞作品『わたし宗教』を約3年間かけて完全改稿のうえ、大幅な加筆を加えてオールカラーで書籍化。

【目次】
プロローグ 神様とわたし
第1話 神様との出会い
第2話 言うとおりにすれば悪いことは起きない
第3話 進路の不安と神様の声
第4話 神様の命令とわたしの1日
第5話 誰にも言ってはいけないこと
第6話 食べられない、食べてはいけない
第7話 仲間はずれにされたくない
第8話 摂食障害と心療内科
第9話 ボロボロになっていく体
第10話 親は泣いて土下座をした
第11話 1カロリーもとりたくない
第12話 神様、わたしはまだ大丈夫ですか?
第13話 こんな日々が続くくらいなら…
第14話 精神科病院への入院
第15話 入院生活と病院からの通学
第16話 退院が怖い
第17話 本当の地獄
第18話 消えた神様
第19話 わたしのやりたいこと
第20話 神様に出会っていなかったら
エピローグ 神様とさよなら

感想・レビュー・書評

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  • こういう摂食障害もあるのか、、
    最初は統合失調症かとも思ったし、強迫性障害も併発してて、診断名だけじゃなくて、患者さんひとりひとりの訴えとか病気を見ていかないといけないんだなぁ

  • かわいい絵のタッチと優しい言葉で実体験が綴られていて、少し重い内容ですがスラスラと読めました。
    誰もがちょっとしたきっかけで心の調子を崩してしまう世の中だと思うので、ありのままの体験をこのようにまとめてくださってありがたいですし、それに触れることができてよかったです。

  • ふーん~高校一年で関連している摂食障害と強迫性障害が出て、精神科病棟に2ヶ月入院し、自分と同病の人と触れて病気だと認めることができて治療の効果が上がり、父の後を継いで医者になるという道は捨て美大に行き、広告制作会社に入社。忙しいと吐くことも忘れて寝てしまう~そういう人もいるんだねぇ。結構いるらしいけど…

  • 精神科は受診に抵抗があって心療内科を受診する人は多いけれど、これはうまく対応してもらえなかったケースかな。せめて強迫性障害をメインに治療されていたらだいぶ違う経過だったろうと思う。表面的な症状にとらわれて、本当にもつおさんの心のなかで起こっていたことを聞ける関係性ができていなかった。さいわい神様の声に命令される症状は軽快したのでよかったけれど。

  • 私も不安症のふしがあるので、読んでて色々共感できる点があった。
    これ系の本を何冊か読んでてわかってきたけど、自分の意思をきちんと汲まない発言を続けていると、それはいつか自己嫌悪、自傷行為として自分に跳ね返ってくる。
    だから、セルフケアを重要視し、意識的に自分の意思に従うことが大切だと再認識。

  • 携帯アプリの漫画で読んでいたけど、最後課金しないと読めなかったので本で読んだ。自分の中で「これしないと悪いことが起こるかも…」という不安は誰にでもあるかもしれない。不登校になった子って、その後どんな人生を歩むんだろうと思っていたけれど、自分のやりたいことや得意なことに気づいて、元気に過ごしてるのを見てホッとした。
    この本を読んでて一番辛かったのは、家族に無視されたり邪険にされたりしたこと。家族から見放されたら死にたくなるよね…

  • SNSで見かけて、内容に興味をもちました。

    日常のふとしたことがきっかけで、強迫性障害になったことに驚きました。「触らないと」から、まさか精神科病院に入院するとは…。

    自分も小、中、高の友人関係は閉鎖的で、悩んだ時期がありました。いつ、どこで発症してもおかしくなかったんだと考えると、他人事とは思えないなと感じました。

    作者のもつおさんのように悩んでいる人は、きっと多くいるんだろうなと思います。もしその人を見かけたら、寄り添ってあげられたらと感じました。

  • kindle unlimitedにて。強迫性障害という言葉は知っていましたが、こんなに怖いものだとは知りませんでした。興味深い内容でした。治ってよかった。

  • だんだんと症状が悪化していく描写がリアルで勉強になった

    触れば悪いことが起きないから、触らなければ悪い事が起きるに変わっていくあたりが祟りにも通じる部分があるのかな

  • 当事者がかつての自分を漫画で表現してくれた。
    脅迫障害、摂食異常。
    高校生で精神科に入院した作家。
    その経験を自分の中で整理するのはどんなに大変だったであろうか?

    興味深い生々しさもある作品。
    同じ悩みがあるジュニア世代に読んで欲しい。

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著者プロフィール

関西出身。高校時代に強迫神経症を発症し精神科病院に入院。その過程を描いたコミックエッセイ『わたし宗教』で大学在学中にコミックエッセイプチ大賞を受賞。受賞作品を約3年間かけて描き直した本書がデビュー作となる。

「2021年 『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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