- KADOKAWA (2021年2月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784046803153
作品紹介・あらすじ
浅間山を遠くに望む、標高1000メートルの森の中に、夏仕様の古い別荘がある。周りには家も人影もない孤立した古家。大切な人たちが50代の若さで次々亡くなっていったショックと病を抱え、失意の底にあった著者は、ここを自分の柩にする覚悟で、60代半ばから10年間、古家に独り隠れ住んだ。友たちへレクイエムを送る静かな日々のはずだったが……、森には可笑しな事件がいっぱい起こるのだった!おびただしい数の猿が侵入してきたり、窓辺に置いたいちごがふと目を離したすきに消えていたり、影猫が現れて原稿を催促したり、やどりぎが大量に届いたり、そして大きい鳥の死。自然界のいのちと共にある喜びに満たされると、人々を恋しく思う気持ちが忽然と湧いてきたーー。80歳を超えた現在地から臨場感あふれるみずみずしい筆致で綴ったレジリエンスエッセイ。写真10点以上。撮影:白川青史。
みんなの感想まとめ
身近な人を失った著者が、孤独な森の古屋で10年間の生活を通じて自然と向き合う姿を描いたエッセイは、レジリエンスの力を感じさせます。著者は、自立した女性として自然や動物との関係を真摯に見つめ、時には厳し...
感想・レビュー・書評
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身近な人を亡くした著者が森の古屋に一人で移り住み、自然の中で癒やされていくエッセイ。いつまでも変わらないっていうことはないんだよな、と思う。森の生活にも少し憧れるが動物との触れあいは楽しいことばかりではなく大変そうだった。
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自立した女性の、ただ素敵・可愛いの綺麗事だけでない、自然や動物への接し方がカッコいい。
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202103/翻訳家の著者が、親友の死がきっかけで森で暮らした60代からの10年間が書かれている。生と死を意識させられ、わりと独特な文体もあって思っていたようなライトなものではなかったけど、かと言って陰鬱なものではなく、あらすじにあるようにまさに「レジリエンスエッセイ」
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『ジョージア・オキーフとふたつの家』を翻訳した人だった。
著者プロフィール
内藤里永子の作品
