かい猫ミーに出会ったら (KITORA)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 9
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046803634

作品紹介・あらすじ

Twitterで10万人がハマった…!予測不能、想定外の結末のショートコミックで人気の誰でもない最新作。

短い話の中で散りばめられる伏線、いくつも考えられる物語の意味に推測…。
Twitterで人気の超短編4Pコミックのほか、描き下ろし短編「かい猫ミーに出会ったら」30Pを収録。

“ふつう”じゃない見た目のミー、心に傷を持つやさしい少女さよ、そしてミーをとりまく人々…。


あなたはミーに出会ったら、どうしますか?

感想・レビュー・書評

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  • 前作『リリースレッド』に見事にはまり、こちらも迷わず購入。

    後半で一気にギアを入れてくる「意味がわかると怖い系」の短編がメインながら、「にゅ〜ちゃん」のようなただただ理不尽に怖いものから「喋りの神」のような一息つける作品まで様々。

    やはり見所は表題「かい猫ミーに出会ったら」。
    冒頭のプロローグから不穏さを漂わせつつも奇妙で優しく強い物語。
    ミーのビジュアルがインパクト強いので、あの結末は意外であったが、そういった「普通はこう」という思い込みこそがハッとさせられるポイントなんだろうな。そういう意味では間の短編全てがミスリードに一役買っているとも言えるのかも。

    ゆるっと連作的仕掛けも組み込まれ、前作世界観との繋がりも描かれる。このまま’誰でもないワールド’がどんどん広がってほしいな。


    1刷
    2021.8.7

  • 独特の絵柄、Twitterで読者を拡げた作家の2冊目。「奇妙な話」系のショートストーリーが中心であるが、この作家さんの固有モチーフは「こうだと思っていたものが実は反対のものだった」というトリック。絵柄に魅力があるし、めまぐるしく流れるTwitterのタイムラインではドキッとするのでバズりやすい作品なのだが、短編集として通読するともう少し物足りない。それぞれのストーリーの背景がやや使い捨てぎみであり、物語の魅力が「実は反対のものだった」という逆転のシカケに頼りすぎているような気もする。この作家さんの画で、しっかりした短編作家、たとえばアンブローズ・ビアスの短編などをグラフィック・ノベル化してみるとかなり面白いのではないだろうか。

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著者プロフィール

九州出身。恐ろしいお化けなどが登場する恐怖マンガに見えて感動の内容だったり、お化けが出ないものの意味がわかると怖い話だったりと、意外なオチのある4ページマンガがTwitterで人気。Twitter:@daredemonaidare

「2021年 『かい猫ミーに出会ったら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

誰でもないの作品

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