魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 6 (MFブックス)
- KADOKAWA (2021年4月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046803764
作品紹介・あらすじ
貴族との取引も増え、ますます活躍の場を広げていく女性魔導具師のダリヤ。
そんな彼女のもとを、友人の美容師イルマの夫であるマルチェラが訪れる。イルマが多すぎる魔力を持つ子供をその身に宿したことで「魔力過多症」となり、命の危機にあるのだった。しかし、子供を諦めるという選択をかたくなに拒むイルマを見て、ダリヤは友人として、魔導具師として、必ず二人とも救うと決意する。
築いてきた人脈、魔導具師としての技術、すべてをもってイルマを助けるための魔導具制作に臨むダリヤ。しかし、一筋縄ではいかぬその魔導具制作には、“彼女と似た性質の魔力を持つ”魔導具師の協力が不可欠だった。彼女が思い当たった魔導具師とは――。
魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、決別と進歩の第六弾、開幕!
感想・レビュー・書評
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男の浪漫!
書斎に男の浪漫を隠しているカルロと、番外編で死期を悟る父親としての姿のギャップが切なかったです。
「目立たないように」というのは父親の願いだったようですが、力のある味方が多いので、守ってくれるのではないでしょうか。 -
マルチェラの隠されたの魔力、イルマと子供を救うためトビアスに助力を乞うダリヤ。和解できてよかった。カルロの姿絵の処分をするヴォルフ。グイードとヨナスまで巻き込んでの大事になるなんてカルロも罪作りな。
ダリヤの食事にすっかり胃袋を掴まれたヴォルフ。食事が毎回美味しそうで緑の塔食堂は確かに通いたくなる。ダリヤがカルロに贈ったハンカチを手に入れるヴォルフ、二人とも相手を思っているのに恋愛に発展しそうな気配はまだないのがカルロの死は突然ではなくダリヤたちを守るためだったのね。あの男は誰?