つまり、雑念の沙鳥さん。 (1)

  • KADOKAWA (2021年9月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784046806185

作品紹介・あらすじ

短い時間でクスっと笑える、“朝読”におすすめの小中学生向け日常系雑念コメディ!

声を出さずにテレパシーで会話ができる超能力者・テレパスの芯条くん。
超能力といえば聞こえはいいが、実際にテレパシーが通じるのは同じテレパスである沙鳥さんだけ。
しかも、その沙鳥さんは授業中に能力を使って話しかけてくるから、さあ大変! あ、また沙鳥さんが呼んでいる……。
「芯条くん、芯条くんってば」

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

日常の中で繰り広げられるユーモラスなやり取りが魅力の作品で、テレパシーを使ったコミュニケーションが中心テーマとなっています。超能力者の芯条くんと、清楚な見た目に反して自由な発想を持つ沙鳥さんの掛け合い...

感想・レビュー・書評

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  • つまり、めちゃくちゃ面白かった。

    言葉を交わさずとも意思疎通が出来る超能力「テレパス」を持ち合わせた中学生男女が織りなす、ゆるい雑談グラフィティー。

    まず思ったのは本文に使われているフォント、良いですね。とっても読みやすい。

    「見た目は清楚な良家の令嬢」(p166)だけど中身はファンタジスタな女子・沙鳥さんと、「真面目に学校生活を送る、という方針を第一に掲げている」(p80)けども何かと巻き込まれ体質かつ環境適応能力が高い男子・芯条くんの掛け合いがとにかく楽しくてグイグイ読み進めてしまう。
    正直言ってキャラ設定としては特別目新しいものではないし、’ボケる女子をいなす男子’って作品は数多存在すると思うが、土台にある’話題のレベルの高さ’と、丁寧に真摯に進められ勢いや大声で誤魔化さずに続けられる’まっとうな会話劇’という作品の芯がしっかりしているからこそ醸し出される空気感が私はとても好き。

    心残りは、句縁が最後まで振り返らなかった事。
    幕間で後ろ姿は描かれていたから絶対最終話らへんで顔も披露されるものだと思っていたら、とうとう振り返る事なく終わってしまった。けど、美少女を乱発しなかったからこそ沙鳥さんの絶対ヒロイン感が保たれたのかな、とも思ったり。
    続き読みたいなあ。

    ファミ通文庫に関根パン先生の著作があるらしい。探してみようかな。

    ついでに関根ベーカリーさんにも興味が湧きました。


    1刷
    2022.10.7

  •  沙鳥さんは、授業中しょっちゅうテレパシーで僕の脳内に話しかけてくる。そして僕もテレパシーを返すことができる体質だから、つい返事をしてしまって授業に全然身が入らない。

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著者プロフィール

埼玉県出身第13回えんため大賞小説部門特別賞受賞作『キュージュツカ!』にてデビュー以下、著作『キュージュツカ!』全3巻『ひるねねのききねね』『魔迷宮のセイレーンが歌いません』

「2023年 『小説 たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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