恋は暗黒。 (MF文庫J)

  • KADOKAWA (2022年8月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784046816603

作品紹介・あらすじ

どこにでもいる「普通」の高校生になりたかった、暗殺者という裏の顔を持つ高良縊想星。
想星に一目惚れし、告白して彼女になった、かわいいけれど「普通」の同級生、白森明日美。
そして、いつも一人でいる、ちょっと変わった同級生、羊本くちな。
絡み合う恋は甘くて苦く、せつなくて、なりたい「普通」は近く、遠い。
触れた相手を必ず殺してしまう少女と、殺した数だけ「残機」が増える少年の、せめて学校の中だけの恋愛暗黒譚、開幕。

みんなの感想まとめ

暗殺者としての裏の顔を持つ少年が、普通の高校生としての生活を望む葛藤を描いた物語は、恋愛と仕事の狭間で揺れ動く主人公の心情を深く掘り下げています。彼の命の残機が増える一方で、心が壊れていく様子がリアル...

感想・レビュー・書評

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  • 【命を奪う程に普通から遠ざかる恋の中で、心は暗黒に染まりゆく】

    暗殺を生業とする少年が恋と仕事で葛藤する物語。

    人を殺す程に命の残機は増えるが、死ぬ程に心のどこかが壊れていく。
    想星は、何よりも普通を希ったが、彼のズレた感覚は致命的なまでに危うい。
    そんな彼に好意を寄せた明日美に己の本性を誤魔化して、嘘で塗り固める。
    当然、関係が長続きする筈も無く、孤独にうち震える想星を慰めるように同じ世界で生きるくちなと出逢う。
    普通を願うなら仕事は辞めなければならない。

    しかし、簡単に辞めれない決意が、想星の心を暗黒に染めるのだ。

  • 高良縊想星は、人を殺す毎に命のカウントを増やすチート持ちの殺人者。そんな彼に突然告白してきた明日美。仕事場に何故か現れていた同じクラスのくちな。
    明日美とくちなの2人のヒロインが、想星の普通の高校生としての側面と、殺人者としての側面を表した作品であろうか。
    殺人シーンは、色々なチート持ちの敵キャラが出てきて面白いのだが、みんながあっという間に退場してしまうのが残念。

  • 明日美と話す時の、想星の心の声や会話が口籠もりすぎるのがちょっとテンポが悪いイメージ。冷静沈着な感じだったらよかったんだが。

    想星は、基本はバンバン死にながら突破口を掴んでいくスタイル。もっと鋭い格闘戦が繰り広げられてほしかった。

    後半でくちなとはスラスラ話せていたのは通じ合うものがあるもの同士故か。

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著者プロフィール

作家。北海道生まれ。
北海道大学文学部卒。
北海道在住。

「2024年 『私の猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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