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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784046821201
作品紹介・あらすじ
母親の余命がわずかと知り、最期の時間を家族で過ごすために自宅介護を選んだ20代の作者・キクチさん。
そんな彼女が体験した自宅介護の現実や、“親との死別”と向き合う中で複雑に揺れ動く感情を描いたコミックエッセイ。
Instagramに投稿していた漫画を基に全編描き下ろし!新規エピソードも多数収録。更にテキストエッセイが追加され、漫画では描ききれなかった部分も語られています。
作中に出てくる「KIKUCHI JOURNAL」や家族写真、母との思い出の品などを紹介するページなどもあり、Instagramからの読者も初めての読者も楽しめる1冊です。
<CONTENTS>
プロローグ
CHAPTER1:入院
第1話 母の入院を知る
第2話 突き付けられた“母の死”と後悔
第3話 母と4ヶ月ぶりの面会
第4話 セカンドオピニオンで決意
Special1 “KIKUCHI JOURNAL”をご紹介!
CHAPTER2:自宅介護
第5話 自宅介護スタート
第6話 母のために準備したこと
第7話 介護初日のバタバタ
第8話 まだ穏やかな自宅介護
番外編 自宅介護 1日のスケジュール
第9話 深夜の氷事件で大号泣
第10話 実感し始める介護のハードさ
第11話 目に見えて弱り始めた母
第12話 残りの時間で何ができるか
第13話 親の介護とパートナーの関わり方
第14話 母と交わした最期の会話
第15話 最期の1週間
第16話 母を看取った日
Special2 パタンナーの母が作ってくれた思い出の品
CHAPTER3:看取り後
第17話 家族参加型の葬儀準備
第18話 あたたかな悲しみに包まれた葬儀
第19話 自宅介護を終えて
Special3 キクチ家の家族写真
あとがき
みんなの感想まとめ
家族との別れと向き合う中での自宅介護の実情を描いたこのコミックエッセイは、20代の著者が母親の余命を知り、家族で過ごす最後の時間を大切にする姿を描いています。母親の病気を通じて、著者は介護の現実や心の...
感想・レビュー・書評
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20代、一人娘。癌が転移した脳腫瘍の母親を、父とともに看取った記録。
元気なときはパタンナーとしてバリバリ働き、おしゃれでしっかり者だったお母さん。旦那さんや娘さんは、よりショックだったことと思うが、お二人ともその現実をしっかり受け止めて、自分たちにできることはすべてやりきったというどこか充実感に似たものが描かれていた。
セカンドオピニオン、自宅への引き取り、介護サービス、看取り、その後の葬儀のことなど、この本を読むと実務的なこともひと通り学べる。
実際には自宅介護の期間がもっと長くなり、介護する家族が限界を迎えてしまう家庭もあるだろう。結婚、子育てと同じで、家族の数だけ介護もあると思う。
でも、全体を通してそれほど暗いトーンではなく、大好きな家族とのお別れも怖くないと感じられたので、いざという時の心構えのためにも読んで良かったと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中学生の頃から親の死を身近に感じながら生きる日々になりました 手術後は投薬治療も続けて数年後に”寛解“という診断を受けました ”予後“という言葉を他者から聞いて急に脳腫瘍という病の恐さが現実味を帯びてきました 腫瘍ってほぼ全て取り除かないと意味がなくて 腫瘍の浮腫を抑えて少し動けるようにするって薬はあるけど 恒常性が保てないことで起る変化です 母にせん妄の状態が現れた時 「蝋燭の火が消えるように」とは仏教か何かで聞いたことがある表現ですが 供花は最後に棺に入れる 花に囲まれた母がアート過ぎて感激してしまう 分骨を希望する場合は証明書の発行が必要になりますので 四十九日が終わってから
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親をどう看取るのかという、まだ来ぬ事態への心の備えとして読みました。
20代というキクチさんの年齢は読むにあたってさして気にしていなかったのですが、自分が20代の時に同じように考えて行動できたかと重ね合わせると、とてもしっかりされているなと感じました。
後悔のない看取りは難しいと思う。
後悔しないようにとタスクを足し算するのではなく、最低限の「後悔しないライン」を決めておく方が、自分の心の安定にもつながるのではないか。
これはしっかり銘じておきたいと思いました。
自分(の親)にその時がきたとき、きそうな時、読み返したいです。
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