男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと1 百合の間に挟まる男として転生してしまいました (1) (MF文庫J)

  • KADOKAWA (2023年4月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784046824004

作品紹介・あらすじ

男子禁制のゲーム世界に、どんなルートでも破滅確定のお邪魔キャラとして転生してしまった俺、ヒイロ。
迫りくる死亡フラグを回避するには強くなるしかない。そんな必死の努力を重ねた影響か、エルフの姫ラピス、メイドのスノウ、妹のレイ、主人公キャラの桜など、ゲームのヒロインたちから好意を寄せられることに……。
このままでは「百合の間に挟まる男」認定されて抹殺されてしまう! やっぱり死ぬの? どうする俺!? 
さらに、俺というイレギュラーをめぐって彼女たちが争いはじめて……って、女の子同士が仲良くなる設定はどこいったんだよ。
百合の間に挟まる男は●ね!

みんなの感想まとめ

男子禁制のゲーム世界で、主人公が百合愛に溢れるヒロインたちの間に挟まれながら、必死にラブコメを阻止しようと奮闘する物語が描かれています。彼は、自らをお邪魔キャラとして転生させられたことを受け入れ、ヒロ...

感想・レビュー・書評

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  • 【読書メモ】
    百合オタが百合を守って百合ゲー転生、さらに死亡フラグ回避のため頑張ったら百合に挟まる男になって……のドタバタラブコメ

    百合オタが百合を守って百合ゲー転生したら百合に挟まる男・三条燈色になっていて……
    死亡フラグ回避のため、エルフ女王ラピスの窮地を救い、ラピスの護衛アルテシスから教えを請い、妹レイを救ったり
    学園へ入学してかませお嬢オフィーリア、本ヒロイン月檻桜、黃寮長シュールと出会い
    女よけにメイドのスノウとうそ婚約をしたり……

    フラグをばちまらまきつつ死闘という禁書とかストラブとかそっち系
    ただ、百合オタをこじらせすぎて百合を理由に好意を無下にするのはいただけないかな
    さらに本家の人間とか敵が敵として倒せないとか、ウップンはたまるし、ヘイトはストレスだし

    特に章立てされていないのが最悪
    話のテンポ自体は悪くないがページ数が多いから章立てはほしいかな

    【以下再読のための備忘】
    ・『白衣性恋愛症◯群』
    ・「ち、ちがっ!これは、正装でっ!ど、どこ、見てるの!?」「胸、太もも、胸、太もも」「ふつーに答えるな!二度見するな!悪びれろっ!」
    ・「泣いてるよ!号泣だよ!涙が止まらねぇ!干からびる!もうこうなったら、一億リットルの涙で、師を溺死させてやるわ!」「でも、私、泳げますよ」「俺の悲しみの中を泳ぐなァ……ッ!」
    ・「勘違いなさらないでください。必要な処置です。この別邸に枕がなかったので、仕方なく、私の膝をお貸ししているに過ぎません」
    ・当然の権利のように、スノウが、俺にくっついて眠っていた。(中略)あと、なんか、柔らかい。腕からなにまで、なんか、柔らかい。

  • 百合好きの主人公が、百合ゲーのお邪魔キャラに転生。何故かハーレム展開が始まる物語。
    ヒロインから自分へのベクトルを破壊し、別の女の子とくっつける事に命をかける主人公の一貫した行動がコミカルに描かれており、独特で面白かったです。
    例えば、主人公が死にそうになった時に、ヒロインに対し「女の子と幸せになって」と遺言を残そうとする所とか、読んでてめっちゃつ込みたかったですね。
    バトルシーンも結構満載でコメディとのバランスも結構良いと感じました。
    元々のゲームシナリオからズレてきている中、今後の展開も楽しみです。

  • 最初は軽妙が過ぎる文体に取っ付き難さが有ったのだけど、読み進める内に何度もクスリとさせられたのだから恐ろしい。


    ここ10年程ライトな百合作品は増えている。その枢要の一つは主要人物が女性で締められている事かな。例え男性が登場したとしてもたいして主要人物達に影響を及ぼす立場ではなく、それにより女性のみの世界が守られる
    それを考えると、女性のみであるべき世界に男性が矢鱈と混じってきたら鬱陶しい事この上ない訳で

    主人公は百合ゲームにお邪魔な男性キャラとして転生してしまった高校生。燈色としては百合を愛するが故に百合世界で花開く少女達の交遊を見守りたいのに、運命レベルでお邪魔キャラとして定義されているものだから思うように事が運ばないと

    と言うか、女性ばかりの世界に主人公が特別な立場として転生したハーレムモノと受け取るのが真っ当な立ち位置か
    又、燈色という人物が百合を愛するあまり、ヒロイン達を過度に守ろうとして採った行動が結果的にヒロイン達から好印象を受けてしまうというのも皮肉な話
    かといって、お邪魔キャラだから世界に殺される前に積極的に動いて殺されないポジションを取る必要もあると
    燈色としては止むに止まれぬ行動の結果、自分の趣味嗜好に沿わない人間関係を呼び込んでいるわけだ

    もう一つ、本作の特徴を上げるとしたら、燈色がある程度ヒロイン達の好感情を察しながらも百合を愛しているが為に邪険にすることだろうか
    ホント、一歩間違えば好感度がゼロになりそうな言動だってあるのに、相手の押しの強い態度や燈色の性根の良さが災いして意味を為さないという

    そもそも燈色が目の前の少女達を捨て置け無い性格をしている時点で、そこが百合世界だろうが結果は見えていたのかもね
    自分が手を出さなくても、ゲームシナリオとして哀れな境遇に堕ちている黎はいずれ主人公によって救われるとしても今泣いているのなら放っておけない。だから自分を犠牲にしてでもシナリオに介入する
    それが百合世界にお邪魔してしまった燈色の特殊性であり、且つ裏主人公としての矜持と言えるね


    今のところ、ヒロイン達は可愛らしいものの、燈色のキャラの濃さの方が目立っている印象
    それでもラピスは五十歩百歩なヒロインレースの中から早くも抜け出そうとしているような。燈色に婚約者が居ると知ってもお弁当を作り、更には黎と桜を前に窮地に陥っていた燈色を救う為に自分の恋心を公言してみせた
    その胆力と真っ直ぐさは今後燈色を振り向かせる上で一歩も二歩も彼女をリードさせるものになりそうだよ

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