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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784046824059
作品紹介・あらすじ
【カンザキイオリ(『あの夏が飽和する。』)&斜線堂有紀(『恋に至る病』)&冬野夜空(『一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。』)解説を収録!】
〈三十の壁〉を私・幽鬼は乗り越えた。
失った手指も取り戻し、完全復帰。
続く目標としていた四十回目も乗り越え、順風満帆のプレイヤー生活を送っていた。
しかし――そこに暗雲が立ち込める。
クリア回数三十超えの強豪が集う四十四回目のゲーム〈クラウディビーチ〉。
そこで見たものは、あの忌まわしき殺人鬼を彷彿とさせるばらばらに刻まれた遺体だった。
犯人を探すべく、絶海の孤島を駆け回るプレイヤーたち。
それを嘲笑うかのように増えていく犠牲者。
そして私が最後に対面したのは〈キャンドルウッズ〉にいた彼女の後継者だった。
ある時は制服の遊園地で。
またある時は水着のビーチで。
私たちは今日も――死亡遊戯で飯を食う。
感想・レビュー・書評
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面白かった。どんどんベテランが増えてきて
色々特殊技能のあるプレーヤーも出てきて面白い。
40回目のワンファインデー
遊園地で処刑人から逃げる、
なんともあっさり数ページで終わるやつ
そして、義体職人の話
そして、44回目のクラウディビーチ
これも面白かった。
早い時期に誰が犯人かわかるが
それでも面白い。
クラウディビーチが終わった後に
師匠との再会もある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
死と隣合わせの臨場感が凄い!
今回のゲームの舞台は孤島。ルールが不明な中、一人ずつ死亡するプレーヤー。徐々に明らかになる人間関係と芽生える不信感。如何に犯人の魔の手から逃れるか。
今までの壁を乗り越えたからこそ描ける物語であり、とても素晴らしかった。
①読者に予め材料が提供されている
②推理の道筋が本作ならではと言える
③基本一人称視点で進む為、次の犯人の行動に対する強いドキドキ感がある
の3つの特徴があり、読者に対する独特な本格ミステリーとして完成しつつ、登場人物にとっては死亡遊戯であるという、2つの面白さを併せ持つと感じました。 -
「ワンファインデイ(40回目)」
再び出会った場所は。
熟練者が増えてくるとゲームのクリア率が上がるとはいえ、面白みに欠けてきてしまうのかもしれない。
「クラウディビーチ(44回目) 第一日」
顔合わせしたメンツ。
同じような殺し方をする者がいるのか全く分からないが、警戒を強めるには十分な状況ではあるだろう。
「クラウディビーチ(44回目) 第二日」
油断は禁物であるが。
死体を発見した時に調べることが出来ていれば、回収しなければいけない何かが発見できたのだろうな。
「クラウディビーチ(44回目) 第三日」
殺されたはずの師匠。
あれだけ悲惨な目にあったというのに、ゲームには出れないとはいえ生きていること自体が不思議だろ。
「クラウディビーチ(44回目) 第四日より第八日」
ルールは想像通りで。
犯人役が狂っていたからこそ思いついた計画であり、頭脳派だからこそ選ばれた被害者であったのだろ。
「リーブ・ザ・フロントライン」
師弟揃って飲むもの。
こんな風に再び出会える機会があったのであれば、もっと早くに連絡をしてくれてもよかっただろうに。 -
星4.5
毎巻違う面白さがある
デスゲームものと一括りにしてしまうのは勿体無いくらい毎回違う面白さを見せてくれる。
脱出ゲームやバトルロワイヤル的なものときて今回はクローズドサークル。
次に誰がやられるのかという面白さと、誰が犯人なのかという今までとは違うジワジワとくる恐ろしさが体験できる。
そして犯人の正体とそのトリックが本作ならでは。
ミステリーとしては当然御法度なのだが、本作だとこのトリックが可能であることが以前の話で明示されているので、しっかりフェアにできている。
ただ、ミステリー的な面白さだけで終わってしまうとミステリー読むわとなっていまが、そうならぬように最後はしっかりとバトルがあるのもバランスがよかった。
あと、白士がやっと再登場してくれたのもよかった。 -
今回の舞台は無人島です。
全員が水着衣装の中で巻き起こるデスゲーム。
今回は前2巻分とは打って変わって、1冊のほとんどを1回分のゲームとして語られます。
読んでいて、「人狼みたいだ」と初めに思いました。
絶海の孤島。毎夜1人ずつ殺されていく。脱出も不可能。
さながらクローズドサークルミステリみたいで面白かったです。
誰が殺したのかという推理の時間が昼時にあり、本当に人狼のようです。
推理しながら読むことも出来るので、2つの意味で楽しめました。 -
かわいい女の子たちがメイドさんやらバニーちゃんやらコスプレみたいな格好をしながらデスゲームをする話。の三巻目。
今までは一冊の本に二話のゲームが収録されていたのだけれどもこの三巻目は趣を変えて、一冊でひとつのゲームになっている。クローズドサークルのミステリーもの。脱出できない孤島と殺人鬼だが、トリック自体は特に真新しいものではない。この半分ファンタジーの世界観では寧ろやりやすかろうという内容だった。
けれど、三巻までの内容の因縁が集まってきている感じ。一巻で死んだはずのお師匠さんの別の弟子が出てきたり、別のゲームで戦ったひとの弟子が出てきたり、前のゲームで会った人が出てきたり。新しいプレイヤーで生き残ったひとたちは今後もちょいちょい死ぬまでは出てくるのかなと思うと楽しみ。
今巻の最後でまたプレイヤーリセットがあったようで、次の巻は因縁の殺人鬼との対決になりそうな気配がするけれど、一、二巻のさくっと短編残虐メルヘンデスゲーム路線が好きだったので、もしそういう路線になるなら残念だなとは思う。
とりあえず次の巻が楽しみ。
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