スモークブルーの雨のち晴れ 4 (フルールコミックス)

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  • KADOKAWA (2023年12月15日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ) / ISBN・EAN: 9784046830524

作品紹介・あらすじ

「ベッドでさ、ぶっ飛ぶくらいのしようよ」

それぞれの新居で暮らし始めた吾妻朔太郎と久慈静。
それでも気付けば朔太郎は静の部屋に入り浸る――。
年が明けて、勉強会での翻訳に熱が入る朔太郎だったが、
先輩・多治見の体調不良で塾の仕事も忙しくなり……。

元同僚ケンカップルの翻訳家BL☆
描きおろし漫画「きいろい、やさしい、あったかい」16P収録!


■収録内容
・「スモークブルーの雨のち晴れ」第16話~第20話…COMICフルール掲載作品を加筆修正
・「きいろい、やさしい、あったかい」…描きおろし16P
・本体表紙…描きおろしイラスト2P

みんなの感想まとめ

人生を共に歩む二人の関係が描かれた物語は、感情豊かで心に響きます。恋人や結婚といった枠にとらわれず、自由で温かい絆を育む朔太郎と久慈の姿に、思わずキュンとさせられます。特に、朔太郎が抱える葛藤や久慈の...

感想・レビュー・書評

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  • 「おれはさ 久慈とずっと一緒にいたいと思ってるよ」

    ようやく自分の気持ちをつかみとれたね、朔ちゃん! んんー、衰えてゆくもの、失われていくものがしだいに増えていくんだろうと感じるようになるのは、40近辺ぐらいからなのかもしれませんね。だからこそ、気持ちはちゃんと相手に伝えておかなければ…。うん、うん。
    なんか、身につまされるポイントが多いな、このお話。

    朔太郎が参加している勉強会の雰囲気も、「わかる〜、この感じ!」って共感しまくり。私もジャンルは違えど自主的な勉強会に入って活動しているので、バックグラウンドの異なるメンバーから意見をもらったり、同じ関心を分かち合える勉強仲間がいるよろこび、ありがたみは痛感してる。忙しくて大変だけどね。
    なんか元気出た〜!

  • 40歳になった二人。
    甥っ子の環も無事に大学生になって、お祝いしてもらう。
    マンション(吾妻の?)の部屋に、二人の歯ブラシがおいてあったり二人の様子をみたりして、なんとなく環は二人の事が分かっているような感じ。

    翻訳の勉強会のあといつものように原さん(50歳シングルマザー、仙台から夜行バスで通っている)と一緒に帰宅途中、大規模停電になる。原さんは震災の記憶がフラッシュバックしてしまった。
    途中下車して落ち着くのを待っていたら夜行バスはでてしまう。
    市内はカラオケもネカフェもホテルも全部同じ状況の人で埋まってしまった。
    そこで「近くに友人のマンションがあるから」というと、さすがに拒否られる。
    が、そこはなんとか「信用してください」といって、連れていく。
    翌朝、原さんには「僕たちはゲイです」という。だから安心して、と(今行っても遅くない?ww)

    吾妻は自分がゲイだと確信した日のことを思い出す。
    友だちが隣に座った時に自分の気持ちと体の反応(もあったよね?)に戸惑う。でも彼には彼女がいて、彼女に嫉妬する。
    家でスカートをはいてみたけど、違う。そうじゃない。女になりたいわけじゃない。
    「俺の事好きでいてくれるなら、いいよ」
    その後、そうやって好きになってくれる人と付き合った(もちろん男)

    塾講師の紹介をしてくれた、大学の先輩で吾妻がめちゃくちゃ頼りにしている同僚の多治見が12月の忙しくなったころに休むことになった。
    どうやら入院しているらしい。家族しか入れないのでお見舞いにも行けない。
    前々からよく、英語を聞きに来ていた高校生男子が多治見のことを聞きに来る。
    そうか、彼は自分(吾妻)に質問をするために教員室にはいってくるけどそれは多治見に会いたいからだったのか・・と察する。
    「お見舞いは家族以外無理。病院も教えられない」というが、お守りだけ渡したいという。
    こっそり病院まで連れていく。もちろん中にははいれないので、お守りを受付に託しに吾妻だけはいるが、やはりそれも個人情報のため断られてしまった。
    が、彼には「渡せたよ」とうそをつく。
    が、
    多治見はそのまま帰らぬ人となる。

    お葬式のあと、久慈のマンションに向かって、「ヤロう」というが、久慈はそうじゃないだろ。と話をさせる。吾妻は「●●がかわいそうだった」と語るが「お前のことで泣け」と言われて、初めて涙がでてきた。
    そのままあったかいけんちん汁にうどんを入れて食べる。

    そしてまた、年が明ける。


    この回は「過去に遺したもの」がテーマかなぁ?
    原さんは震災の記憶。
    吾妻は初恋の記憶。
    人はそれぞれ、歩んできた道によって経験と記憶をつみあげて年をとっていく。
    そして、
    多治見のように若くしてこの世を去ることもある。
    若いころの不意の事故とかではなく、そろそろ加齢を考えていくべきなのかもしれない。
    特に、子孫を残さない彼らにとってはこれからの未来を考えるに、過去を切り離すことができないからね。

    「君がいないと、さみしくなるよ」

    翻訳した児童書の一節が、吾妻にとってはとても重い言葉になっていく。
    絵本を抱いて眠る1pがとてもいい。

  • 【なぁ久慈・・・おれは今どんな表情してる・・・?(朔太郎)】

    エロス度★★★★★★★

    久慈と朔太郎が紡ぐ恋物語・・・第4巻♡

    年を重ねても消えない記憶や年を重ねることでやってくる別れ・・・。心が痛くて切なく・・・しんどくなるようなことがありましたが、久慈から求められることに嬉しさ・気持ちよさを感じながらも自分の気持ちがわからない朔太郎。
    そして、自分の為に泣けない朔太郎を包む久慈の温もり。

    【面倒くさい・手がかかるもん】がまんま朔太郎にピッタリ当てはまっていたり、愛しい気持ちの芽生え・ずっと一緒にいたい報告・・・。特別が積もっていく2人の距離感がとてもよかった(*´-`)

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