子どもが欲しいかわかりません (1)

  • KADOKAWA (2024年4月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784046831583

作品紹介・あらすじ

結婚するしない、子どもを産む産まない。生き方の選択は自由で、しあわせの形は人それぞれだけれど、女性の体の出産タイムリミットは変わらない中、子どもの有無について考える、価値観をゆさぶる意欲作!

【あらすじ】
ごくフツーの家庭で育ち、仕事は頑張れば頑張るほどいいものだと思って働きづめていた主人公・青木カナコは、マッチングアプリで出会ったエンジニアのリョウと結婚し、平穏な夫婦生活を送っていた。だが――。夫とはレスだったけど妊活をはじめたマリカ、産後3カ月で職場復帰した元バリキャリのサキ、彼はいるが結婚にはこだわらず推し活を謳歌するハルミ。30代後半に差し掛かり、ライフステージが次々と変わっていく友人たちを目の当たりにし、カナコは戸惑う。「私って子どもが欲しいんだっけ?」 若い頃は、結婚して当然のようにいつか自分にも訪れると思っていた妊娠と出産だったが、真剣に向き合わぬまま「高齢出産」と言われる年齢になっていた。なぜなら、そもそもカナコは心から「子どもが欲しい」と思ったことがなかったのだ。自分は欠陥人間なのだろうか?もし子どもを授かれたとしても、"ちゃんとした母親"になれるのか? 母親になって後悔しないだろうか。これまで積み上げてきたキャリアは? 右往左往しながらも、カナコが出した答えとは――?

感想・レビュー・書評

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  • 自分もいつかは子供を持つのだろうと漠然と考えていたカナコ。
    しかし子供をあまり可愛いと思えず、母に必要な強かさがある自信もなく、バリバリのキャリアウーマンとして働いてきたカナコは、「今じゃない」を繰り返すうち高齢出産と呼ばれる年齢になってしまっていた。
    タイムリミットが迫り、逡巡する。
    仮に今出産したとして、フリーである彼女は手当てがおりない。
    それに復帰した後今までの役割を与えてもらえるかも分からない。
    培ってきたキャリアが失われるのではないかという恐怖。
    葛藤の末、彼女が出した答えは…。
    就職、結婚、妊娠、出産が普通のライフステージだと自分もカナコと同じように思っていた。
    しかし実際結婚するかしないか、子供は欲しいか欲しくないかの決断に迫られた時、想像を絶するほどの葛藤や選択があるのだと痛感した。
    何を得て何を捨てるか、自分の下した決断ができるだけ後悔のないようにしたいけど、やっぱり難しそう。

  • 漫画で読みやすく、
    それぞれに異なる立場の女友達の意見や
    子どもが欲しいかわからない主人公の意見が語られており、読んでいてストレスが無かった。

    自分自身、今の時代に子どもが欲しいと思えなくて
    その子に対する責任や、その子が生きていく時代を思うと自分たちの意思で0から1を生み出していいのか? 既に1として生きていて施設などで生活している子どもたちもいる中で、本当にその0→1をするべきなのか? でも子どもを設けるには女性の身体にはリミットがあるし…などなど、考え始めるとグルグルしてしまってひと言で言い表せない気持ちになる。

    「子なし夫婦」とひと言でまとめられると簡単に聞こえるけれど、その中の色んな気持ちのゆらぎ
    また「子育て夫婦」としてまとめられる様々な夫婦の間で個人が感じる気持ちのゆらぎ
    そういったものに真摯に向き合ってくれている作品のように感じました。

  • 同世代の設定で似たような思考回路。が、あとがきを読んで気が滅入る。
    結局産んでますやん!って自分でも不条理と分かってますが謎の怒りが湧きます。
    生理が来るたびに気が落ちる。心理衛生的に良くない。

    色々と難しい。人生ってむずかしい

  • 子供が欲しいかわからない、という題材に惹かれて読んでみた。子どもを産んだことも、育てたこともない私でもなんとなく理解ができる内容であった。特に印象に残った場面は、思っていたよりも妊婦時代が楽しそうで驚いたという、かなこがまりかに対する率直な意見を述べる場面とはるみの自分を愛することの大切さを教えてくれる場面である。経済的な話に関しても、勉強になる内容が多数あった。かなこの生活スタイルや、自立に対する考え方も率直なもので大変良いと思った。この本は、自分を見失いそうになったときに読むと心が軽くなると思う。

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著者プロフィール

雪国・大雪の日生まれ。都内在住。 漫画家。
サウナ・スパ 健康アドバイザー。

「2019年 『お熱いのがお好き?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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