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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784046832665
作品紹介・あらすじ
家事の苦手な上原さんは、深夜に及ぶ残業に休日出勤も重なって、毎日へとへと。
1DKのひとり暮らしの部屋は荒れに荒れていたが、そんなところにメイドが現れて――
少し不思議で癒やされる日常コミック。
感想・レビュー・書評
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家事や自分のケアが苦手な中学校教師・上原さんは、深夜に及ぶ残業や休日出勤も重なって疲れ果てていた。一人暮らしの1DKの部屋も片付かず、日々生きるだけで精いっぱい。そこに現れたのはなんとメイドの朝顔さんで──。日常をじんわりほっこり描いたコミック。
まず言いたいのは、我が家もメイドの朝顔さん雇いたいー! 家事全般を隙なくこなし、雇用主のメンタルケアまでしてくれるなんてすごすぎる! 一人暮らし×メイドってまさに夢とロマンがあるよね。現実で毎日雇うのは難しすぎるからね。朝起こしてくれて食事を用意してくれて、帰宅したらまた温かい食事とお風呂があって、これは夢か!? 人が居てくれて、出迎えてくれる安心感っていいなあって思った。現実であれば、家事代行サービスを週一でお願いするならあり得るレベルかな?
疲れすぎて目が真っ黒だった上原さんが、朝顔さんのおかげで目に光を取り戻していく演出もいいよね。少しずつ周囲にも目を向けていけるようになるのが素敵。朝顔さんという存在はもちろん、食事、家事といった生活の基礎の大切さも伝わってくる。消えかけていた生活の光をあたたかく灯してくれる朝顔さんの存在に癒された。
上原さんの内面もドラマとして描かれていく。子どもの頃に両親を亡くし、祖母から弟のお母さん代わりにならないといけないと言われ、自分のことより相手を優先して考えてしまう癖ができた。本当は要領が悪く、誰かを頼りたいのに「大丈夫」と強がってしまう。相手に迷惑をかけられない。相手のしたいことが自分のすべきことで、自分は何がしたいかわからない。こういう部分に共感してしまう。頑張りすぎている上原さんに、
「大丈夫じゃない時は大丈夫じゃないって言ってもいいんですよ」
そう声をかけて手を差し出す朝顔さんのやさしさ。「大丈夫」ってほんとによく使われる言葉だと思うけど、そのほとんどは「(本当は)大丈夫(じゃないけど迷惑かけられない)」だったりするのかなと個人的には感じる。もっと気軽に助けを求められる風潮になったらいいのにね。
あと、リアルだなと思ったのが、朝顔さんの手を取ったら、これまで一人きりで頑張ってきたことは全部無駄な努力になるんじゃないかと思い悩む上原さんの心情。甘えたい。でも、それは今までの自分を否定する行為でもある。だから、甘えたいけど甘えられない。その葛藤も痛いほど伝わってきた。本人は一人で隠して抱えているつもりでも、周りから見たら気づく人は気づいて心配しているもの。話す、頼るということは信頼してるサインでもある。ぼくも少しずつ誰かを頼っていけたらいいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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