見るからに怪しい二人 3 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

  • KADOKAWA (2024年3月23日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (164ページ) / ISBN・EAN: 9784046832771

作品紹介・あらすじ

ちょっと変な友達がたくさん! ダラダラシュールコメディ第3巻!!
怪しい見た目のせいで誤解されながらも 平穏な日々を楽しく暮らす長髪と短髪。 モデルのリッくんや、幼なじみで探偵(?)のスーちゃんと一緒に過ごす二人の日常は、あいかわらずチャーミング☆

感想・レビュー・書評

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  • トゲの付いた服を好み髪が緑の通称短髪と、
    髪が長く美形だけどつい不気味な雰囲気を出してしまう通称長髪による
    見た目と中身のギャップコメディ。
    表紙買いした1巻が大当たりで、
    登場人物が増えてきた3巻もやっぱり面白い!
    出会う人に怖がられたり避けられたりはするけど、
    短髪くんと長髪くんの2人がとてもいい子で、
    でも時々おバカで、
    笑えもするし癒されもする良いマンガです。
    この平和な世界がずっと続いて欲しい。

  • うわっちゃぁ、ますます、面白くなってきている。
    主役の二人を筆頭に、こんだけ、クセが強いキャラが増えていったら、ハチャメチャになってしまいそう。
    けど、メチャクチャ面白いけど、作品を破綻させちゃいないってのが凄いトコ。これは、鬼澤先生がキャラの手綱をしっかりと取っているっつーより、逆に、キャラの動きを制限していないからこそ、それぞれのクセの強い個性が良い感じに噛みあっているんだろうな。
    個人的に、『令和のダラさん』と同じく、新刊が楽しみな作品だけど、個人的には、この『見るからに怪しい二人』は実写ドラマになってほしい。まぁ、『令和のダラさん』は内容的にアニメでなきゃ無理ってのはあるにしろ。
    内面云々の前に、外形、特に身長とガタイの良さで、長髪と短髪の二人を演じられる俳優さんを見つけ出すのは、相当に難しい、と素人でも解るけど、やっぱり、この作品の面白さは、アニメよりも実写の方が引き出せる気はする。
    この(3)でも、やっぱり、長髪と短髪は仲が良い。それは、表紙を一瞥しただけで理解できてしまうだろう。
    ゆるキャラの撮影会に、そこそこ良い年になった青年が二人で行くって、相当に仲が良い証拠じゃなかろうか。少なくとも、私には、ゆるキャラの撮影会に行こう、と誘って快諾してくれる友人は皆無だ。
    もちろん、この(3)でも、長髪と短髪は、普通に、自分達らしく生活しているだけなのに、その見た目で、親しくない人たちから勘違いされている。こんだけ、ちょいちょい、プチトラブルに巻き込まれたら気持ちが落ちてしまいそうだけど、まるで気にしないのは、当人たちのメンタルが強いってのもあるけど、やっぱり、親友がいるのが大きいに違いない。
    そんな長髪と短髪のキャラが、主役であるゆえに特に強いのは言うまでもないけど、他のキャラも負けちゃいない。探偵であるスーちゃんやマスコットキャラであるモリーくんも然る事ながら、自己愛が強いってレベルをヤバい意味合いで超えちゃっているリッくんも、インパクトが凄まじかった。
    どの回も面白かったけど、私的に推せるのは、長髪と短髪が初ケンカをし、初仲直りし、そして、長髪が自分の「苦手」を克服するために頑張った100回目「仲直り」だ。これは、喧嘩か、と首を傾げたくなるほど可愛げのあるものだったが、より仲が深まったのは喜ばしい事だし、長髪の「ウォギュ」はツボった。やはり、これは、ピッタリの俳優さんを見つけ出して、ドラマ化して欲しいもんだ。

    この台詞を引用に選んだのは、前回と同じく、妙な説得力が宿っていたので。
    若干(?)、アクが強いトコはあるにしろ、自分の中に一本、芯がちゃんと通っているスーちゃんは、やはり、女傑の風格がある。
    少なくとも、私の目には、イイ女として映っている。
    逆上がりが出来ない、それを恥ずかしい、と思っていないメンタル強いなぁ。
    ま、大人になったら、逆上がりをやる機会なんて、ほんと、訪れないんだけど。
    私も、ここ最近、公園で女の子に頼まれてやったくらいだ。
    地味に不安だったけど、一回でクルンッと回れたので、どうやら、私もそこまで衰えてはいないようである。
    実写ドラマ化となった時、長髪と短髪と同じく、スーちゃんに視た目が近く、スーちゃんの良さを演技で出せる女優を見つけるのは難解だと思うけど、どうにか、骨を折って欲しいなぁ。
    「・・・まぁ、それだけ厳しいのは、あたしたちに成功して欲しいって愛情ゆえなのさ」
    「愛情・・・」
    「だが、人間には向き不向きってものがある。できねぇものは、どうやってもできねぇ。だから、ある日、あたしは兄貴を拒み、特訓を放棄した・・・そして、家から飛び出し、友と会い、遊び、学び、夏を満喫した」
    「じゃあ、逆上がりは・・・」
    「いいか、坊主。あたしは兄貴に抗い、反発することで逆上がりができることより、大事な思い出を作ることができた。つまり、兄貴に逆らうこと、それこそが、あたしにとっての逆上がりなのさ」(byスーちゃん、トモキ)

    この台詞を引用に選んだのは、長髪の強さと怖さを一緒にしっかりと感じられるものなので。
    メンタルが強いってのは羨ましいもんだけど、ここまでいくと、逆に「え、怖っ」と引いちゃう。
    いや、しかし、これは、メンタルが強いって言うのか?
    もしかして、バヵ・・・いや、それは、さすがに失礼か。
    ともかく、この境地に達しちゃったら、人としたらヤバいにしろ、ちょっとは見習っていきたい。
    それにしても、サッとフォローに入った短髪、良い奴ぁやな。
    「教えてください!フラれたとき、どうやって立ち直ってるんですか!?」
    「え―――・・・寝て起きたら忘れてるかな」
    「ええ・・・?」
    「か・・・彼は、あまり考えすぎないほうがいいって言いたいんだと思います!」
    「いや、本当に寝て起きたら忘れてる」(byあずさ、長髪、短髪)

    この台詞を引用に選んだのは、長髪の形容しがたき怒りが理解できるものだったので。
    食べ物の恨みは怖い、これは、万人が知っているマジだ。
    あそこまで高まっていた「お芋欲」が、あとちょっとの所で昇華できたのに・・・
    いや、田口さんは悪くない。あんだけ、「お芋サンデー」の紹介が上手かったら、どうしたって、頼んじゃうだろう。
    だが、それはそれ、これはこれ・・・正に絶許だ。
    ブチぎれず、圧を掛けるだけで押し留まった長髪、エラいなぁ。
    「・・・さっき、隣で座ってましたね」
    「・・・はい」
    「美味しいですか、お芋サンデー」
    「・・・はい」
    「三日間、楽しみにしていた俺の分まで・・・お芋サンデー、味わってください・・・」
    (・・・・・・重いよ・・・)(by長髪、田口さん)

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