サムライ転移 お侍さんは異世界でもあんまり変わらない (3) (MFブックス)
- KADOKAWA (2024年9月25日発売)


- 本 ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046833747
作品紹介・あらすじ
不死者の迷宮から魔物が溢れた!
スタンピードの報せにアンギラに戻った荒野の守人一行は、冒険者ギルドの指示でそれぞれの部隊に分かれていく。実力を買われた黒須は、タイメンとともに最前線で魔物を食い止める役割を与えられた。不死者には日本刀が効かないと聞き、新たな武器も手に戦地に向かう黒須。死人、骨人、屍人……。月夜の下、初めて見るアンデッドの姿にサムライは血を滾らせて――!!
そして夜明け前、アンギラに戻った黒須は、ルナと名乗る赤目の少女と出会う。
「やっ、約束やで! 絶対守ってな!!」
黒須は少女の命を保証すると誓うが、それが大きなトラブルを呼び込み……。
これは、異世界の常識を気にかけないサムライの血気盛んな冒険譚!
感想・レビュー・書評
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スタンビートが起こって、黒須たちは召集されて、魔物たちと戦う。戦いぶりがまさに武者修行の侍そのもの。ギルドに帰還の際、吸血鬼の少女を保護し、領主の兵と対立する。おやおや、どうするのって感じ。ここに現れた魔術ギルドの長バルムンクが、またまたヤバそうなやつ。主人公黒須はとんがっているけど、こいつは変態だな。
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スタンピードに対応する黒須、でも個人戦な訳では無いし、イキイキ楽しそうに戦闘する彼はお休み。
吸血鬼との逃亡、異世界の固定観念に真っ向から挑む武士道にシビレます。
面白かった!
web版を追い越してしまい、今後どうお話が転がっていくのか予想出来ない。
新キャラ魔術師ギルマス、バルムンクがまた、黒須と相性悪そうで楽しみです!
あと、仲間や知人たちが、彼の思考と行動をそれなりに理解して、受け入れているのもよく分かって、嬉しい物語になってました。
早くまた、パーティで冒険できるといいな!
著者プロフィール
四辻いそらの作品





