- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046836786
作品紹介・あらすじ
人気イラストレーターが描く、初のイラスト&コミック集!
東京の架空の街と喫茶店を舞台に、5人の女性の生活を映し出す物語。
家にいても仕事場や街に出かけても…情報量が多すぎる毎日はなんだか忙しない。珈琲を飲むだけではない、ちょっと異世界に足を踏み入れたような独特の時間が流れている喫茶店。
建物からインテリア、ほっとするメニュー、控えめな店主とのやり取りやBGMのようなお客さんの会話を追体験しながら、本の中で、ゆっくりと喫茶店時間を一緒に過ごしてみませんか?
感想・レビュー・書評
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東京の架空の街にある喫茶店を舞台に5人の女性が一息つく時間が描かれている。
章ごとに主人公が変わり、井田千秋さんの『家が好きな人』の喫茶店版のような構成。
春から冬へだんだん季節が移り変わっていく章立ても良かった。
どの喫茶店もレトロで良い味を出しており、落ち着いた店主や思い思い静かに過ごすお客さんの中でゆっくりする様子に癒される。こんなお気に入りの喫茶店があると生活にハリが出て楽しそう。本編は架空の喫茶店だが、巻末に著者のお気に入りの実在の喫茶店が紹介されてい流。こも行ったことのないお店だったのでいつか訪れたい。
オールカラーでイラストもかわいく、カラフルなのに色調が落ち着いているのも良かった。喫茶店が好きだったり癒しを求めている人には満足のいく一冊だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本屋でたまたま見つけて手に取った一冊。働く女性と架空の喫茶店のエピソードが5つ紹介されている。
色鉛筆のような優しいタッチで、エピソードごとに色彩も変わっていくのが見ていて楽しかった。
忙しい毎日の中で、何もせずにただゆっくり過ごすアナログな時間をもっと大切にしようと思えた。
喫茶店を開拓しようと思います。 -
SNSで本書の発売を知り、即購入!素敵な喫茶店で、それぞれ至福の時間を過ごす5人の女性のストーリー。家でも職場でもない、「サードプレイス」。私自身、喫茶店やカフェで過ごす時間を何より大切にしているので、一つ一つのエピソードがあるあるすぎて嬉しくなる。通い慣れた喫茶店での落ち着くひとときは勿論、偶然素敵なお店を見つけたときのときめきもたまらない!ここで描かれた喫茶店、モデルはあれど基本的に架空のお店というのもよい。
色遣い、バリエーションに富んだ女性達のファッションなど、視覚的にもとても楽しめた。お気に入りの喫茶店で、お気に入りのコミックの新刊を読むときのワクワクとか、わかるわぁ~!!
5人のそれぞれのオアシス喫茶店、私もその場にいたようにまったりできた。最高です!! -
ちょっと絵が怖く感じる時もあるけど、総じて良い。
喫茶店に行きたくなる。
スマホを見ずにゆっくりする時間必要だよなぁと実感。 -
「カフェ」ではなく「喫茶店」というのがいい
今度、気になるけど行った事ない近所の喫茶店に行ってみよう