男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと5 百合の間に挟まる男として転生してしまいました (5) (MF文庫J)

  • KADOKAWA (2024年6月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784046837035

作品紹介・あらすじ

復活したはずの魔人フェアレディが知らないうちに消え去っていた――そんな状況に戸惑う俺ことヒイロは、真実を探る暇もなく、学園の寮長たちから次々と呼び出しを受ける。
一大イベント「三寮戦」に向け、彼女たちは揃って俺に転寮を勧めてくるが、黄の寮の寮長ミュールが認めるはずもない。いや勝敗を左右する切り札とか、買い被りすぎじゃないですかね……?
こうして三寮の長だけでなく、月檻、レイ、ラピスといった各寮の実力者が参戦し、百合を完全無視した「三条燈色争奪戦」の幕が上がる。かつその裏では、ミュールを狙うアイズベルト家の「法殺鬼」が動き出していた!

感想・レビュー・書評

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  • シャンフロの硬梨菜が帯に出てた。共通点はどちらもキメる系の読み物だ

    ライオット・ブラッド(エナドリ)をキメるシャンフロと
    オフィーリア・フォン・マージライン(お嬢成分)をキメる本作

    どちらもキマってからが本番

  • 何となく予想していたけど、やっぱりクリスは記憶を保ったままだったかぁ(笑)
    なのに燈色からは記憶が綺麗さっぱり消えているものだから彼にとっては理解不能、アルスハリヤと読者だけがニヤニヤ出来てしまう状況
    というか、お洒落しているだけに留まらず燈色が誘えば『そういう』ホテルに連れ込めそうな感触になっているあたり、恋愛ゲームに例えればもう攻略完了しているくらいの好感度っぽいのが尚更に笑えてくる
    これは今後のクリスの反応が何もかも楽しみになってくる変化となったのかも

    また、別方面にてヒロイン力を増しているのが緋墨だね
    当初こそ敵として登場しながら燈色によって救われた事で人生が一変した彼女。今では言葉の端々から好意が溢れ出ている
    それでも、燈色の為に彼女のフリをするなんて提案をしてくるとは思わなかったな。燈色とは距離感を保った付き合いを続けるものかと思っていたけど
    今回はスノウの介入によって有耶無耶になったけど、割と危ういくらいに感情ダダ漏れになってるような…


    本編は三寮戦を前にした牽制が数多く描かれたね。特に目を引くのは朱の寮も蒼の寮も燈色を狙っている点か
    以前なら男である彼に価値を見出す者なんて居なかったろうけど、魔人と戦い生き残った彼は貴重な人材。また、フェアレディという大物を討伐してもスコアが微動だにしないと証明してしまった彼はあの世界において特異点そのもの
    だからって三条燈色争奪戦が始まる程とは思わなかったけど。彼の立場、益々ややこしいものになってない……?

    ただ、争奪戦そのものは燈色が重視していなかったようにちょっとしたレクリエーション程度の戦いに。本場は彼女が現れてからか

    3巻での初登場時は何かしらの過去を抱えた家庭教師という程度の扱いだった劉、いざ戦いの場面が描かれてみれば普通に最強格なのでは?っていうくらい強い…。強者に分類される筈のフーリィが初撃で勝ちを諦めるレベルって相当ですよ
    そのような存在に対応できるアステミルって本当に強かったんだと再認識。いや、ちょくちょく彼女の強さについては言及されていたし、見返すと初登場シーンでも「エスコ世界の最強」とまで評されているくらいなんだからそりゃ強い筈なのだけど、最近はコメディリリーフ的な登場が殆どだったからなぁ
    純粋に強いアステミルの姿には本当に驚かされたよ

    でも、それは視点を変えれば劉は最強のアステミル並に強いとも言えるわけだ
    そんな劉が狙うはミュール。これまではお飯事のような黄の寮長を許されているだけだった彼女に死神の姿で訪れた終わりの時間。正真正銘の無能でしかないミュールに抗える筈もない
    なのにミュールが未来で輝けると知っているが為に無条件で彼女を信じる燈色は力強いね

    そのように無条件でどこまでも信じてくれる燈色が居ればミュールも自分の在り方を変える努力を始められる。騙された形とは言え、アステミルから教えを請うなんてね
    殺す気で育てるアステミルの修行に付いて行けるようになれば心持ちも変わり始める。フレア相手に啖呵を切ったシーンには彼女の成長を見てしまったよ

    それでもミュールが手にした変化は小手先のようなもの。彼女にとって本物の抑圧である母親が現れれば一溜まりもない
    それでも燈色は彼女を信じる姿勢を1ミリも崩さないんだもんなぁ

    これまでのミュールにとって自身を成り立たせる価値観・言葉はアイズベルトという家名しか無かった。けれど、どのような状況でもミュールを信じる燈色によって彼女を成り立たせる価値観・言葉はただのミュールでも生じるように成った
    此処が底だと思っていた場所よりも低いどん底にまで落ち込んで、ようやく彼女は自分の力を信じて上を向けるようになったわけだ

    そこからの変化には本当に驚かされたと云うか何と云うか…
    これまで目を向けてこなかった寮生の傾向を知り、かつて放り出した先輩に謝罪し、更には寮内の雰囲気向上まで
    母の言葉に縛られ他人に心を開けなかった以前の彼女からは考えられないような変化は心に染み入るものがあるね…

    母の呪いから逃れどん底から這い上がり始めた彼女だから、今更別の失望が訪れても大きな問題にならない。なぜなら彼女を信じる者は燈色だけではないのだから
    各寮の死神が判明し更にはルール説明もされた事で三寮戦に向けた下準備は全て整った印象。ここからミュールがどれだけ己という存在を証明できるの楽しみだよ

    後、同じ陣営と成った事でクリスが燈色にするだろうアタックがどのようなものかちょい楽しみだったり

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