魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~11 (12) (MFブックス)

  • KADOKAWA (2024年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (324ページ) / ISBN・EAN: 9784046838209

作品紹介・あらすじ

男爵内定のお披露目を乗り越え、年末を忙しく過ごす魔導具師のダリヤ。
それはロセッティ商会も例外ではなく、仕事納めを前に慌ただしくも、どこか浮き足立った雰囲気だった。そんな中ダリヤは、ヴォルフとの『冬祭り』の約束を心待ちにするとともに、冬祭りのプレゼントを贈れる相手が増えたことに喜びを感じていた。
今年一年で広がったダリヤの縁――その縁で彼女もまた、周囲からたくさんの“贈り物”を受け取ることになる。
「プレゼントが増えたね、ダリヤ」
そして訪れた冬祭り、ダリヤとヴォルフは屋台を巡り、一年を締めくくる。迎える新年にダリヤが祈るのは――。
「共に、笑って過ごせますように――」
それぞれが過ごす年末年始は……? 魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、気持ちを新たな第十一弾、開幕!

感想・レビュー・書評

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  • 2025/10/19
    イルマが双子を産んでマルチェラもパパになった。
    ダリヤとヴォルフはのんびり進めばいい。
    ダリヤの出世がすごいんだけど、そう感じさせないいい塩梅で進めてるのが腕やわなと思う。

  • ダリヤとヴォルフ、日常を積み重ねていく様子がいいなと思った。

    ユーセフ、レナート、ベルニージ。
    それぞれ父親としての想いがある。
    グイードも父親だし、マルチェラも父親になった。
    そして、カルロ。
    知っているのに、その時が来ないでと願ってしまった。

    「強欲なお祖母《ばあ》ちゃんになる」と言ったメルセラ。
    後悔は消えなくとも、彼女もうつむかない決心をした。すごい。
    本気になったらなんでもできそう。


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    MFブックス8周年記念【魔物討伐部隊遠征食会議】
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    MFブックス12周年記念【ミントティーと十二支】
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  • 今巻は冒頭が「寄付」の話から始まる。なぜ寄付の風習があるのか、貴族や商会にとってどういう意味があるのかなどファンタジー世界の細かい文化的な背景を作り込もうという気概というか丁寧さというかが感じられるのが本作の魅力のひとつ。加筆も多くて良き。

  • 読了。
    イルマさんちに家族が増えたり、脅威の新人たちが大暴れしたりと色々あるのですが、擬態装備に全部持っていかれました。ヒロインたちは安定の停滞です。

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著者プロフィール

「小説家になろう」投稿者出身。

「2022年 『魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 8』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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