探偵はもう、死んでいる。12 (12) (MF文庫J)

  • KADOKAWA (2024年11月25日発売)
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本 ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784046842527

作品紹介・あらすじ

二人の名探偵とその助手の俺・君塚君彦は《大災厄》による世界崩壊を食い止めることに成功した。
その後、次なる危機《調律者狩り》への対処を迫られることになるが、犯人候補として浮上したのは最も忘れがたい少女で……?
時を同じくして白銀探偵事務所を訪れたとある依頼人が、八年前に死んだはずの俺の《師匠》と再会したと言い始めーー
「さあ、助手。君が本物を名乗るなら、私の知らない君を見せて」
「……っ、俺は……俺は……!」
本物と偽物、真実と嘘、四つの密室。これは君塚君彦が何を願い、何者であるかを問う物語。
そしてその問いは等しく皆に投げかけられる。
二人の探偵に、孤高の女王に、夢を見られぬ機械人形に。

感想・レビュー・書評

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  • ちょっとずつ話がややこしくなりつつあるなぁ……と思いながら読んでいました。
    もう少し息抜き要素があってもよかったのに……
    読み疲れを度々起こしてしまった。
    大神の裏切りは意外だったし、ノーチェスが眠りにつくのも予想外。
    ダニーがホントは生きてたら面白かったのに……と思う私もいつつ……全体的に切ない巻でした。

  • 913/ニ

  • 【Bookwalker】新たに発生した危機『調律者狩り』の犯人候補として挙がったのは『もういないはずの少女』。そして探偵事務所を訪れた依頼人が語ったのは、8年前に死んだはずの『君彦の師匠』が現れたという話で…。『テセウスの船』を題材として、君彦とたちが「自己同一性」を深掘りしていくことになる今回は『未踏の聖域』とは何であるかの一端が明かされました。それとともに、君彦がいかに「物語」の中心にいるかということも示されて、実に胸が熱くなりましたね。今後の展開が楽しみです。

  • 背ラベル:913.6-ニ-12

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