- KADOKAWA (2025年2月21日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・マンガ (174ページ) / ISBN・EAN: 9784046844699
作品紹介・あらすじ
SNSトレンド入りで話題沸騰の、カスの嘘ばかり話すお姉さんとの日常。
夕暮れ、公園のベンチに座る二人。 虚空の景色を眺める少年に お姉さんは優しい声でささやき出す。 「ねえ、知ってる? らっきょうってあるでしょ? あれ、玉ねぎの赤ちゃん。」
みんなの感想まとめ
日常の中で繰り広げられる、嘘をつき続けるお姉さんと内向的な少年の不思議な関係が描かれています。お姉さんの「しょーもない適当な嘘」は、聴く者にとって不思議な心地よさをもたらし、まるで彼女の声が脳内で再生...
感想・レビュー・書評
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原作はASMRだったのか。確かに本作の肝は『お姉さん』の「『何言ってんだこの人』感」(p173原作者あとがきより)が全てであり、わたしは原作を聴いたことがないですが、読みながらお姉さんの語り掛ける声が色々なヴァリエーションで脳内再生される楽しみがあり、それはそれで素敵な読書体験でした。なんと言うか、声が聞こえてくるような絵柄なんですよね。
しかもそれで喋っているのが、ほんと申し訳ないけどしょーもない適当な嘘ばっかりで、けどそれを静かに聴く少年の気持ちがわからなくもないというか、‘究極の虚無’みたいな時間って日々なかなか取れないじゃないですか。そんな贅沢なひと時を過ごせるマンガかなと。
お姉さんのバックボーンとか嘘の意図とかそういうのはこの際不要なので、是非お姉さんにはこのままずっと虚無の嘘を垂れ流し続けて欲しいですね。
私が一番好きな嘘は「収穫前のナスって静電気を帯びてて…うっかり素手で触るとバチって痛いんだ」(p144)というもの。
そしてお姉さん、毎話ひとつは本当のことを言っているのが良い。「また 明日…」(p20)というあいさつが嘘になることがなかったのが察せられる少年との空気感、素敵じゃない。
1刷
2025.3.7詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんか……読んでるうちにじわじわくる
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公園での読書が日課の内向的な少年が、
ただひたすら嘘をつきまくる謎のお姉さんと
出会ってしまっただけのお話。
基本的にお姉さんが嘘をつき続けるだけで、
物語としての抑揚はほとんどありません。
ただその嘘が「これはもしかしたら真実かも」と思わせるような、
絶妙なさじ加減なのが面白いです。
所々でいい感じの話になりそうな雰囲気はするけど、
今のところは雰囲気どまり。
「モナ・リザは・・・縦4mあるんだよ」
