不思議な卵 (角川mini文庫)

  • 角川グループパブリッシング (1999年2月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784047002593

感想・レビュー・書評

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  • 全13篇中12篇は角川文庫『幻少女』に所収されたもの。
    一番最後にある「悲しみがいっぱい」は『三度目の正直 玉子魔人』('95.中央公論社)に所収されたものとなっており、新刊と言う感じではなく、mini文庫という手軽さから、今まで高橋先生を知らなかった方々にも広く知って貰うための良い一冊という感じだろうか。
    現に私の妹も本棚にあったこの本を手に取り、パラパラと拾い読みしたそうなので、矢張り気負わずに読める雰囲気がmini文庫にはあるのだろう。
    一つの話ごとにとても短く、時間をかけずに読む終わることが出来るものなのだが(3頁で終わるものまで!)、そんな短いストーリィでさえも読み手をはっとさせられるものなのだと思わされる。
    それぞれのストーリィが短いため、あらすじの説明は控えておくが、どれもホラーという枠に押し込めるのが惜しく、怖さを感じさせてくれるのは勿論のことながらも、その先に何かしら暖かいものを感じさせてくれる話である。
    ふとした折に頁をめくり、すこし不思議な世界を垣間見て下さい。

    「雪明りの夜」が個人的にお気に入りです。

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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