江戸幕府の制度と伝達文書 (角川叢書 8)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047021099

作品紹介・あらすじ

特定の社会で、制度が確立してくると、そこで通用する文書にも特定の形式が定められてくる。江戸幕府は、家光の時代に制度が確立した。そこでは、公式の文書(老中奉書)のほかに、非公式に家光によって特定の人脈に結び付けた内々の伝達ルート(内証)が設けられていた。主君と信頼関係で結ばれた出頭人たち、徳川家康のブレーン、家光のお気に入りの側近、彼らを通じて非公式に上意が伝達されていく。将軍の真意は何か。将軍をめぐる内証の人脈ルートが語る江戸幕府制度形成期の裏面史がみえてくる会心の好著。

感想・レビュー・書評

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  • 思わぬ江戸初期本に心をおどらせた。
    とはいえ、やや誤字多し! 豊後は家光に殉死しちゃいないヨ!

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