芭蕉の風景文化の記憶 (角川叢書 16)

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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047021150

作品紹介・あらすじ

日本の俳句や連句は、きわめて社会的な、共同体的な交換=やりとりと対話のプロセスであるとともに、日本の文学・美学を代表する表現形式であり、これによって広い範囲におよぶ日本の文化形式を理解することができる。現在アメリカの日本研究をリードする著者が、芭蕉や俳諧、さらに欧米におけるハイクブームや俳句に影響を受けた詩人たちまでも視野に入れて、十七字で綴られる「俳句」という世界最短の形式が詩たりえている文学的本質を鮮やかに解剖し、日本の文学・文化における意義を明らかにした画期的な比較文化論。

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著者プロフィール

コロンビア大学教授。『創造された古典 カノン形成・国民国家・日本文学』(新曜社)、『芭蕉の風景 文化の記憶』(角川書店)、『夢の浮橋 『源氏物語』の詩学』(中央公論社)、『四季の創造 日本文化と自然観の系譜』(角川選書)、『越境する日本文学研究 カノン形成・ジェンダー・メディア』(編著、勉誠出版)、『世界へひらく和歌 言語・共同体・ジェンダー』(編著、勉誠出版)、『環境という視座』(編著、勉誠出版)、『日本文学からの批評理論 アンチエディプス・物語社会・ジャンル横断』(編著、笠間書院)など。

「2021年 『東アジアの自然観 東アジアの環境と風俗』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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