女人蛇体―偏愛の江戸怪談史 (角川叢書)

著者 : 堤邦彦
  • 角川学芸出版 (2006年7月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047021334

作品紹介

恋ゆえに憎しみの淵に沈む女が蛇体に変身-。幻想文芸に花開く「女が蛇になる物語」はどのように生まれ、物語の世界へと変貌していったのだろうか。古代・中世の仏教説話にみえた女人が蛇に変身する表象は、やがて近世の小説・演劇のなかで様式化されながら、怪異な恋物語へと創り変えられていく。好色と怪異の絶妙なコラボレーション。その足跡を追い求め、江戸怪談が描き出した、一途な執念が生む"恋の魔境"へと読者を誘う。

女人蛇体―偏愛の江戸怪談史 (角川叢書)の感想・レビュー・書評

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  • (図書館本)初めての、そして衝撃的な文楽体験は、安珍清姫伝説に基づく演目「日高川入相花王」だった。以来、女が蛇と化すテーマは私にとって特別な感慨と興味の対象だった。この本を読むとそのテーマが単なる女性の情念の誇張や怪奇趣味に留まらぬ要素から成立していったことがわかる。諸外国における類似テーマと比較するのも面白そう。

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