武士道考 喧嘩・敵討・無礼討ち

  • 角川学芸出版 (2007年3月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784047021358

作品紹介・あらすじ

武士道とはなにか。武士と武士、武士と百姓・町人等との、喧嘩・敵討・無礼討ちの豊富な事例を通して、近世社会の身分秩序意識、武士が考える武士道と「家」の名誉、その変質を詳細に明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    江戸時代、喧嘩をした者は、喧嘩両成敗法により両成敗になったという通念は、従来「理非を論ぜず」を「理由の如何を問わず」と解釈されてきたことによる。
    しかし、実際の裁判記録では、理不尽な実力行使に対する自己防衛の場合は無罪とされることも多く、異なる身分の喧嘩では武士により重い罰が与えられていた。
    一方、百姓・町人に対する武士の横暴として見られがちな無礼討ちは、武士にとっては名誉と身分秩序を守るための義務であった。
    武士による喧嘩・敵討・無礼討ちの豊富な事例を通して、近世社会の身分秩序意識、「家」の名誉、武士が考える武士道を再考する。

    [ 目次 ]
    第1章 喧嘩と武士道
    第2章 武家屋敷駆込慣行再考
    第3章 近世の敵討
    第4章 敵討概念の再検討
    第5章 武士の名誉と無礼討ち
    第6章 無礼討ちと政治的関係
    おわりに 実践された武士道とは

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。1982年、早稲田大学第一文学部卒業、2000年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程史学(日本史)専攻満期退学。現在、早稲田大学文学学術院教授。 ※2022年7月現在
【主要編著書】『近世社会と法規範』(吉川弘文館、2005年)、『赤穂浪士の実像』(吉川弘文館、2006年)、『武士道考』(角川学芸出版、2007年)、『日本「文」学史 第二冊 「文」と人びと』(共編著、勉誠出版、2017年)

「2022年 『葉隠〈武士道〉の史的研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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