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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784047032170
みんなの感想まとめ
日記を通して、明治時代の東京の中流以上の家庭の生活が描かれています。著者は母の残した日記を読み解きながら、当時の人々の交流や贈り物の文化を浮き彫りにします。電話やインターネットがない時代、親戚や友人と...
感想・レビュー・書評
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明治33年生まれの著者が、母(明治6年生まれ)が残した日記を読む。明治31年~32年の、東京庶民(といっても、中流以上といった感じではあるが)の暮らし。
母の日記を中心に、時々著者の解説や思い出が入る。
著者の文章が、読みやすくて良い。
どんなことを日記として残すか、というのは、その日記を書く人の選択の仕方にもよるのだが、この日記には、物や人の往来について多くの記載がある。
今どきのようにメールやネットがない(それどころか電話も)、宅配便のような、「今日出して、今日届く」ような便利なものもない時代に、活発に親戚・縁者と行き来し、贈り物をしあっている。
むしろ、便利なものがないからこそ、直接会いに行くし、折々にものを送りあう、という儀礼を大事にしたのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
市井の人々の生活の様子が垣間見れるのと表題を見て読んでみたのだけれど、この日記に書かれている生活はかなりの上流社会に暮らす家庭のものであった。 それにしても大倉組の臨時ボーナスの支給は破格である。なんと月給の10か月分。これだけ貰えれば女中さんを3人も雇えるはずである。中元・歳暮も数多く配られていた。明治の上流階級の生活の一端が分かりました。
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