巨大古墳と伽耶文化: 空白の四世紀五世紀を探る (角川選書 235)

著者 : 西嶋定生

• KADOKAWA (1992年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

大成洞古墳群をはじめ韓国伽耶地域の発掘調査によって、百済と新羅に挾まれた古代伽耶の小国家群の実像が明らかにされつつある。日本と韓国の最新の研究成果をもとに、"空白"の4世紀から、巨大古墳に象徴される「倭の五王」の時代まで、古代朝鮮半島と倭の関係を東アジア全体の構図の中で解明する。

感想・レビュー・書評

[shintarou11さんの感想 · 2018年8月19日]

巨大古墳と伽耶文化－“空白“の四世紀・五世紀を探る－
古代伽耶と倭の交流を解明する

西嶋定生＋申敬〓＋大塚初重＋東潮＋広瀬和雄＋鈴木靖民＋直木孝次郎＋鈴木健二
角川選書
平成四年十二月二十日 初版発行
ISBN 4-04-978-703235-2

シンポジウム開催にあたって……鈴木健二
Ⅰ…講演
四・五世紀の東アジア…楽浪・帯方二郡陥落以降……西嶋定生
四・五世紀代の金官伽耶の実像……申敬瀧
古墳文化と渡来人の役割……大塚初重
伽耶と倭…人と文物の交流……東潮
巨大古墳…目で見る王権……広瀬和雄
伽耶史の展開と倭……鈴木靖民
Ⅱ…討論
第一部…金官伽耶……王国の興亡と北方騎馬民族……
第二部…伽耶の巴形銅器……゛空白゜の四世紀の日朝関係……
第三部…巨大古墳の出現……゜首長゜から大君へ……

https://www.amazon.co.jp/巨大古墳と伽耶文化―“空白”の四世紀・五世紀を探る-角川選書-西嶋-定生/dp/4047032352