気と道教・方術の世界 (角川選書 278)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047032781

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  • 気学や風水は、道教から思想を抜いて残った部分の技術と誰かの著作で読んだ。
    その歴史や思想が前半、後半は思想と技術。なにしろ大昔の中国の話なので思想も諸説あるようだが
    「万物それぞれに生命力を認める、特に目に見えない『気』の運動、これを根拠としてそれに我が身をゆだねて救済を求める宗教」
    「永遠の生命への到達を目標として、そのために役立つ科学技術、とくに医学、薬学を重要な要素とする信仰」

    鍼灸や薬草は養生の末=対処療法であって、それを必要としない元気な心身を目指すようだ。西洋医薬の対処療法は養生の末の末といったところか。

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